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ウィナーズサークル / Winners Circle

デザイナー:Reiner Knizia
アートワーク:Gahyun Lee, Franz Vohwinkel, U#
出版社:aleaDiceTree GamesGroup SNE
プレイ時間:45~60分
プレイ人数:2~6人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

予想を当ててお金を稼ぐ競馬ゲームです。3ラウンド行って一番お金を稼いだプレイヤーの勝ちとなります。国内ではGroup SNEのロイヤルターフとして、発売されました。私のやつは韓国のDice Tree Games版。

各ラウンドの最初に出走馬が並べられます。各馬には特徴があり、少しずつ刻みながら進んでいくタイプだったり、通常はほとんど進まないが特定の条件で一気に進んだりします。

ダイスの目に応じて、どれだけ進むかがカードに示されている。ダイスに馬の目が多いのがポイント。

その後、各プレイヤーは0~2の数字(バリアントによって使う数字は変わります)が描かれたタイルを手番順に1枚ずつ馬の前に置いてベットをしていきます。通常ルールでは表向きに置きますが、オススメはバリアントの裏向き配置+0ベットタイル。

これをベットしていく。
『2』はチップ2枚分であるのがポイント。

さて、各プレイヤーの推しが決まったらレースの開始で、スタートプレイヤーから時計回りに手番を行います。手番にプレイヤーはダイスを振り、どの馬を動かすか選択します。この時、既に動かした馬はリセットがかかるまで選べません

18マス目を最初に通過するとレース終了時にボーナス。

馬を選んだら、ダイス目のアイコンと対応する歩数分だけ馬を進めます。移動先のマスに既に他の馬がいる場合はその一歩手前まで進めます。

全ての馬が移動するとリセットがかかり、また好きな馬が選べるようになります。これを繰り返していき、3着まで決まったらラウンド終了。1位から3位までの馬にベットしていたプレイヤーはタイルの数字分だけ賞金を山分けで貰います。たくさん、ベットされていると分け前は減ります。

1位から3位はマトリクス表に応じた賞金が。ビリの馬にかけてるとお金を取られます。

ちなみに、最終レースとなる3ラウンド目はプラスもマイナスも全て2倍になるクライマックスレースです。最後に大逆転も狙えます。

■遊んだ感想

協力して安く稼ぐか一発逆転を狙っていくかのせめぎあいが面白い競馬ゲームの定番。

競馬ゲームなのですが、馬を動かすのもプレイヤーなので、必然的にたくさんのプレイヤーがベットしている馬が強くなる仕組みが、強い馬が一番人気になる実際の競馬に近いような気がします。

実際の競馬は、強いから一番人気なのに対して、このゲームでは、一番人気だから強いと言う真逆の過程になっていますが、結果は同じになるのが面白いです。

しかしながら、必ずしも人気のある馬が強いわけではなく、出目の確率は低いが一回で10歩以上進める馬もおり、かつ『一度動いたら、全ての馬が動くまで選べない』ルールが効いているため、最後まで残った馬が勝手に爆走し出すと言う事もあります。

運の要素と擬似的なチーム戦が繰り広げられる面白いゲームです。


ルールの複雑さ  :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★★★★☆☆☆
運の要素     :★★★★★★☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★★★☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★★★☆☆

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