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リコンミッション / Recon Mission

デザイナー:Chris James
アートワーク:Chris James
出版社:PNP Arcade PublishingStratus Games
プレイ時間:20分
プレイ人数:2人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

プリントアンドプレイの紙ペンゲームです。Reconは『偵察』的な意味合いで、相手の陣地のどの場所に施設があるかを明らかにしていく、バトルシップ系のゲームになります。さらに、簡単に言ってしまうと、バトルシップ+マインスイーパーです。

準備として、各プレイヤーは自分のシートに決められた建物を記入していきます。建物は十字、階段など6種類あります。それぞれ、建物を全て書き込めたらゲーム開始です。手番にプレイヤーは格子状のマスのいずれかを宣言します。シートの縦横には番号が振られているので、『A3』とかそんな感じです。

対戦相手はそれを聞いた上で、そこに何があるかを回答します。何らかの建物があれば、「ヒット!」と宣言し、何もなければ周囲8マスにある建物のマス数を答えます。これがマインスイーパー要素。

もしくは、回答をしたくない場合はジャマーを宣言する事が可能です。ジャマーはゲーム中3回まで使える防衛策で、そのマスの回答をしなくて良くなります。ジャマーを宣言されたらシート上には『?』を記入します。

これを交互に繰り返していきます。

完成したので答え合わせ。合っていれば勝ち。

全ての建物をヒットさせる必要はなく、全ての建物の位置が分かったタイミングで、完成した事を宣言します。対戦相手のシートと自分の結果を比較して一致していれば勝ちとなります。外してたら負け。

■遊んだ感想

対戦型マインスイーパー。ジャマーのアクセントに唸る。

バトルシップとマインスイーパーが合体した結果、出来上がったのは対戦型のマインスイーパー。個人的には学生の頃にパソコンでマインスイーパーをずっとやってたので、これは好きなゲームでした。

これ以上言うことはないのですが、相手との対戦と言うことで答えを明らかにしないジャマーは良いアクセントになっているように感じました。あまりヒントを出したくない場所であったり、それを見越して敢えて重要ではない場所でジャマーを使ってみたりと様々な使い方が考えられます。

全てを当てなくても良い(自分で予想して塗りつぶしてしまう)ので、早上がりするために推理をしたり、劣勢からの賭けにでたりできる所も対戦型ならではだと思います。

バトルシップとかマインスイーパーに懐かしさを感じた方は遊んでみると、より面白くかんじるかもしれませんね。


ルールの複雑さ  :★★★☆☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★★☆☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆

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