見出し画像

ボースト・オア・ナッシング / B.o.N.

デザイナー:Yeon-Min Jung
アートワーク:Mr. Misang
出版社:A.ger Games, SUNNY BIRD
プレイ時間:15~30分
プレイ人数:3~5人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

3スートのトリックテイキングです。マストフォロー、切り札なし。うん、多分なし。

切り札無しとは言うものの、スートには強さがあってフォローできずに複数のスートが1つのトリックでプレイされた場合は、その強さに応じてトリックの勝者を決めます。スートの強さはそれぞれのスートを表す木コマが積まれる形で表現されます。上に乗っかっているほど強いスート。

この場合は青が最強で赤が最弱。

では、このスートの強さはどうやって決まるのかと言うと、ゲーム開始時はランダムで決められ、その後はトリックに勝ったカードのスートのコマが一番下に潜り込みます。つまり、勝つとそのスートは最弱になるわけです。

得点は1トリック何点とかではなく、ミゼール(トリックを取らない)、もしくはプレイ人数によってあらかじめ決められた回数ピッタリで勝つ事で得られます。

何ラウンドか繰り返して、5点取ったプレイヤーが勝利します。

■遊んだ感想

ギリギリコントロール出来なさそうで出来そうなトリックテイキング。

比較的シンプルなトリックテイキングと言う印象ですが、スートによって強さがあると言うところに独自性を感じました。強さもコマを重ねる事で表現されていて、一目瞭然なのも嬉しい部分です。

毎回、コロコロと強さが変わってしまうので、なかなかコントロールは難しいんじゃないかな?と言う印象を持ってゲームに挑みましたが、コントロール出来るギリギリのラインでフラフラしているような感じです。

負けたい感出てる。

3スートしかないので、「こうなったら、こうしよう。」をある程度考えておけるのも、このギリギリの面白さに寄与しているように思います。

また、勝っただけ得点が入るわけではなく、あらかじめ決められた分だけしかトリックを取ってはいけないので、自然とどうやってゲームを進めるか何となくプラン建てしながら遊べる所も面白いです。この辺は、ちょっとドミノ感ありますね。

変態だけど遊びやすい系だと思います。


ルールの複雑さ  :★★★★☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★★★★☆☆☆
運の要素     :★★★★★★☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★★☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★★★☆☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?