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異性に話しを聞いてもらう大切さ〜足りなかった健全な父性や健全な母性を自分の中に取り組んでいく〜


昨日、ある男性にじっくり私の仕事について話しを聞いていただく機会を持てました。


キャリアがあり、ビジネス経験豊富な方なので、こんな機会は普段の私には滅多にない!と、今までの私からしたら、かなり勇気を出してお願いしました。


普段から人のビジネスにおける相談にのっている方なのと、男性ならではのどっしりとした心地よい安定感、安心した感覚に包まれて、これから自分の足で歩き出して行くぞ、という前向きな力をもらえる時間となりました。


終わってから感じたのは、この安心感は健全な父性だ、と感じました。


もう大丈夫

彼が最後に口にしてくれた言葉に私は涙が出そうになりました。


なぜなら、私が父親から1番言ってもらいたい言葉だった、と感じたからです。


実際の彼の年齢は私よりも下ですが、健全な父(父性)をしっかりと感じ取りました。


私の父は、自身がものすごく恐れと不安の強い人だったので、

〇〇になったらどうする!
〇〇になっても知らないぞ!
なんで〇〇したんだ!


と、常に詰問調、こちらを脅かすような言葉が多いので、父と話しをするときは警戒と緊張のなか、何に対してであってもすいません、といつも謝罪する気持ちになっていました。


父自体が、大丈夫、と思えたことがなくビクビクして生きていた、と今なら分かります。


が、父の恐れの影響から受けた私のその癖はずっと続き、私は長い間、いや今もふとするときごめんね、すいません、と言いながら話しているときがあります。


多分、それらの経験から私は無意識に


男性は何を言っても分からない、
男性は話しを全く聞いてくれず、
上から押し付けるだけだ、
男性に何を言っても無駄だ、

という刷り込みが私の中で出来上がっていて、その癖のまました結婚生活はその私のイメージ通りを実現させて破綻し、自分の癖に気づき、その痛みを癒し出してからした再婚では、


私の話しを聞いてください、
きちんと話し合ってください、

と夫に提示するようになりました。


もういつもどこか謝罪モードで話す、
対等ではない話し方はやめたい!!


という私の内なる声からやっていることだ、
と感じます。


実際の夫は私の話しを聞くよう努めてくれていますが、さすが親しみを感じるもの同士が引き合うのだなと、そのセオリーに感心するくらい、結婚したばかりの頃の夫は、かなり父に似ているところがありました。


無意識に原家族と同じ匂いを持つ人と引き合う、はよくあることでしょう。


ただ、夫も私もそんな自分を変えていきたい、と努めようとしているときに出会ったので、これまたタイミングだったのだな、と感じます。


だからこそ私の指摘を受け入れ、夫も自分を変えようとしています。


夫は逆に足りないできた健全な母性を無意識に私に求めたり、歳上の母性豊かな女性に話しを聞いてもらうのが好きです。


母親から与えられなかった健全な母性を取り入れたいという欲求、私のように父親から与えられなかった健全な父性を取り入れたい、という欲求。


程度は違えど、無意識にそのような足りないできた父性や母性を誰もがうまく健全な形で取り入れ、父性と母性をバランスしていくことは、人生をよりよくしていくことにとても大切だ、と感じています。


あなたは、内なる父性や母性がバランスしていますか?

どちらかに偏っているより、それらをバランスしていくと、人生が拡大していきます。

私もそれらをバランスして、人生を拡大させていきます。

お読みいただきありがとうございます。

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