主人公の軽快なやりとりが面白い、ドラマ『アガサ・クリスティー なぜエヴァンスに頼まなかったのか』
ミステリー大好きな、フルタイムワーママ、みりーほです。
週末帰省中に、娘が嘔吐、発熱し、急病センターで、お腹の風邪と診断されました。
季節の変わり目は、子どもが体調を崩しやすいですよね。皆さんもご自愛ください。
さて、最近視聴したドラマの話です。
3月に3回に渡ってNHKで放送された、『アガサ・クリスティー なぜ、エヴァンスに頼まなかったのか』の全回を視聴しました。
あらすじはこちら。
視聴方法は、朝食の細切れ隙間時間を使って、小さい音量で字幕を活用しました。
ワーママがサスペンスドラマを観る時間を作る方法は、こちらの記事をご参考にしてください。
『なぜ、エヴァンスに頼まなかったのか』の原作であるアガサ・クリスティーの小説を読んだのは、たしか、高校生の頃です。
全く内容を覚えていなかったので、新鮮な気持ちで視聴しました。
牧師の息子ボビーと伯爵令嬢フランキーの幼馴染バディーものです。
最近、男女のバディーものが増えてる気がします。
最近だと、グレイトギフト。
男尊女卑の時代に、ボビーとフランキーは対等な関係に描かれているのが、クリスティーらしいです。むしろ、フランキーのほうが、勝ち気で大胆なのです。
事件の真相に迫るべく、事件関係者の屋敷に、自動車事故を艤装して入り込む、危なっかしいフランキーと、近くで見守るボビー。
いい味を出しているのは、ボビーの共同経営者であるノッカー。中古車販売店の経営を2人で始めようとしていた矢先に事件が起きます。
中古車販売をしている2人は、車に詳しいのですが、それが思わぬ形で捜査に役立ちます。
ノッカーとボビーの友情も、物語を盛り上げてくれます。
序盤はフランキーの暴走にヒヤヒヤしますが、中盤からは、ボビーとフランキーの絶妙なバディーぶりが発揮されます。
被害者が死に際に発した謎の言葉、『なぜ、エヴァンスに頼まなかったのか』の意味について、最後に判明する場面では、思わずそうだったのか!とうなりました。
やはりクリスティー作品は面白い!原作を再読したくなりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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