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懸賞金ハンターがカルトに潜入する、手に汗握る展開!『魔の山』

ミステリー大好きな、フルタイムワーママ、みりーほです。今日も、皆さん、素敵な1日でありますように。

ジェフリー・ディーヴァーによる、懸賞金ハンターコルター・ショウが活躍する新シリーズ2作目を読了しました。

タイトルは『魔の山』

ネタバレなしですので、これから読む方もご安心ください。


トーマス・マンの作品から訳したタイトルでしょうか。

ショウが銃撃事件の犯人とされる2人の若者を追うところから、物語は始まります。

1作目のエピローグからの、続きになっています。

若者達との接触に成功し、1人は依頼者である両親の元に帰すことができますが、もう1人が、ショウの目の前で飛び降り自殺をしてしまいます。

若者の死にただならぬ闇を感じたショウは、死の真相を探るべく、山の上にあるカルト教団に潜入します。

潜入する場面から、身バレしそうになり、すでにハラハラものです。

幹部に監視されながらも、信者達との会話から、解決の糸口を探ろうとするショウですが、なかなか簡単に情報を得ることができません。

困難な状況下で、彼は大胆さと、サバイバルスキルを武器に、幹部に立ち向かい、教団の真実が明らかにしていきます。

今回もスリリングな内容で、一気読みでした。カルト教団の恐ろしさについても学べます。

読後の爽快感は、リンカーン・ライムシリーズと同様で、水戸黄門のような、大団円。パチパチ。

3部作の完結編、『ファイナル・ツイスト』も、絶対読みたいです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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