NFTの本当の魅力

別に仮想通貨でもNFTでもなんでもいいのですが、新しい儲け手段の最も魅力的な部分は「法整備が追いついていない」ところです。

これをみてすぐ意味がわからない人は、それがNFTだろうが未来の新しい市場だろうが儲ける側ではなく食われる側です。特に投機みたいなゼロサムゲームでは絶対に食われる弱者が必要ですから、知識に甘さがある人は基本的に食われる為に用意された餌です。

普通の投資・投機の場所でもそれなりに戦えるけど、法という制限ルールが無ければ絶対に勝てる人達が戦場にしているのが新市場ですし、更には市場を運営する側に立つのが最も儲かるというのは遥か昔からの定番ですので場所争いも熾烈を極めており、そのどちらでも無いただの人間がそこに居るとしたら餌以外の何に見えるのかというレベルの話です。

NFTの勝ち組側に居る人で該当市場の難しい所や駄目な所を理解していない人はもちろんいませんし、デメリットを理解出来ていないままメリットだけ追う人間がろくでもない目に合うのは、別に他の仕事でもゲームでもなんでも一緒ですよね。

なんならNFTの表面上のメリットとして紹介されがちなものの大半は別にNFTである必要の無いものばかりなので、投機系を除く半端なメリットを語る人は餌を撒いてる人か自分が食われたと気づいていないゾンビのどちらかだと思います。

改めて言いますが、投資とは金貸しであり、投機とはゼロサムゲームです。特に投機は定められたルールの中で相手を出し抜くものですから、そのルールが無い場所で戦ったり、戦うための武器としてゲームやアートが呼ばれるのがどういう意味を持つかなんて言うまでもないですよね。

そしてこういう戦いそのものは別に悪い事ではないし、むしろ欲望剥き出しの競いあいを悪い事みたいに避ける風潮のせいで、逆に戦いから目を逸らさせて目をつぶったまま最前線で特攻する無謀な兵士を生み出している気がします。