三男 椋(17)

三男 椋(りょう) 高校二年生

スポーツ万能、ワイルド系な口調








勉強よりはスポーツが得意で、友達も体育会系が多い。スポーツに限定すれば、やればなんでもそつなく出来るタイプ。
規則とかに縛られるのは嫌いだから部活はスケットするだけの帰宅部。余計な筋肉とか付けたくない。
爽は人当たりがいいから女子にモテる。誰もと付き合ったりはしてないみたいだが、学校の中じゃ女子に囲まれているのをよく見る。
つい最近、同じクラスの大人しめ女子に告白され、誰にも内緒で付き合い始めた。
勉強は不得意だけどスパルタ塾には絶対行きたくない。通っていた咲兄が日に日にげっそりしていくのは恐怖でしかなかった。



17:00 爽と帰宅。すぐにランニングウェアに着替えてジョギングのために外出する。
ジョギングすると言いつつ、本当は彼女と会うためだ。公園で軽く喋るだけのデート。

18:15 ジョギングから帰宅。シャワーを浴びるついでに風呂掃除。
排水口に長めの金髪が絡まっているのを発見する。いや誰の毛だよ。

18:50 風呂上りで喉が渇き、何かドリンクを飲もうと冷蔵庫を開ける。飲み物はなかったから冷凍庫をあけるとアイスがあったので手に取って、二階の自室でアイスを食べる。食べ終わってから思い出したがこれ爽が食後に食べるためにお小遣いで買っていたアイスだ。どうしよう、バレると面倒くさいことになる。しばらく部屋で考え込む。

19:20  とりあえず爽にアイスのことがバレてないか確認するために部屋を出る。出てすぐ、なぜかくしゃみが止まらなくなった。目も痒い。

19:25 リビングに行くと咲也がテレビを見ていたので隣に座る。常日頃からテーブルの上に置かれている茶菓子は数えるほどになっていた。
咲也は昔から甘いものが好きだよな、と過去の咲也を思い出した。
目をこすっていると咲也からティッシュもらった。爽はまだ料理をしているようだ。
アイスを食べたことが見つかっていたら料理よりも文句を言いに来るのが先だろうから、まだバレてないな。


19:30 雪がリビングに乱入、話し合い開始。


いいタイミングで言う台詞
(ニュアンスが近ければ多少の変更可)


「合計210だ」
「今、なんか二階から物音の他に声もしなかったか?」
「いや、なんかさっきからくしゃみが止まらねえだけ」
「風呂掃除してたら金髪落ちてたんだけど…咲兄か爽、女連れ込んだ?」
「怖い話はやめろよ」
「暴力じゃなにも解決しない」



隠したい秘密

勝手に爽のアイスを食べたこと

彼女ができたこと

社会で赤点をとったこと(国語45社会30数学65理科70)あの塾は嫌だ


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