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(仮) なんか思いついたらそれにします

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適当に思いついたこととか
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2015年3月の記事一覧

鏡っていいよね
映っていなければおかしいものが映っていない描写をしたり、
映っていてはおかしいものが映っているという描写をすることで、
非常に簡単に意味がわかると怖い話に仕上げることができる
あとは・・・それをさり気なく潜ませる文章力だけ

心霊写真

※この物語はフィクションです

この前引越しをした
作業が終わり、手伝ってくれた友人たちと写真を撮ったら変なものが映っていた
真っ白い顔で真っ赤な目をした見知らぬ女が背後の押入れから顔を出して、
こちらを睨みつけていたのだ
これはヤバいと思って知り合いに有名な霊能者いるということで見てもらったが、
「この写真からは霊気を感じない。これは心霊写真でも何でもない」
とのことだった
何でもないならよかっ

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うんたん

友人とご飯食べてたときのこと
いい年したガタイのいい男がうんたんうんたん言うから何のことかと思ってたら・・・

ウニだった
そしてウニの何だったか忘れたけど、料理がきてもまだうんたんって言ってた
漢字読めなかったのはいいとして、現物見てるんだからウニってちゃんと読んでやれよ

次元のはざま

我々が暮らしている空間は3次元(縦・横・高さor奥行き)とよく言われる
これに対し、SFでよく出てくる4次元ってやつは、この3次元空間に時間の概念が合わさって4次元になってるような描写がなされていることが多い

常々疑問に思っているのだが、3次元までは長さで表す要素で構成して、いきなり4次元目は時間ってなんか違和感を覚えないのだろうか?
ファンタジーに突っ込みは禁物というし、私自身一々文句言う気も

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その速きこと

「風のように速い」という表現がある
では実際風ってどんだけ速いのかと計算してみたら、意外なことになった

まず、ギリギリ台風になれる風速こと18m/sは時速にすると64.8km/h
法定速度をちょっと超える程度だし、
1kmを1分で走る競走馬はこれを時速にすると60km/h
これとあんま変わらんことになる

ということは、「風のように速い馬」ってのが「馬のように速い風」と表現される世界線が存在する

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大福

※この物語は実話です

友人たちと百物語の真似事みたいなことをしていたとき、
夜明けにさしかかりみんな話すネタが無くなってきたところで俺の順番が回ってきた

ここで、百物語について
百物語ってのは夜に始めて朝には終えるということで、
日が落ちる頃(19時前後?)から日の出(6時あたり?)の間に怪談を100もしなければならない
計算すると1時間あたり怪談9個ちょっと。
勿論絶え間なく話し続けるわけも

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