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管理部門・新卒入社若手社員インタビューVol.1 『いち作業員で終わらない、チャレンジできる環境』

株式会社マイスターエンジニアリングでは、管理部門の新卒採用を行っております。
本日はそんな管理部門に新卒で入社し、現在財務経理部で活躍している、入社3年目のS.K.さんにインタビューを行いました!



タイ留学時の「他者」理解の経験が「他社」理解に活きている


――まず簡単に自己紹介をお願いします!

財務経理部 入社3年目のS.K.です!
いわゆる「経理」の仕事をしており、社内の伝票チェックや、グループ会社3社の経理業務や管理部門系の仕事のサポートを行っています。

――グループ会社3社の経理業務を一手に担っているんですか!?

日々の業務はグループ会社の経理の方々にやっていただいていますが、
おひとりでやられている方もいらっしゃるので、そういった方のサポートや、新しくやりたいことの実現のためのサポートなど、実際の業務というよりはサポートという形で関わっています。
あとは、作っていただいた資料や伝票のチェックを行っています。

――ありがとうございます!ちなみに学生時代はどのように過ごしてきましたか?

私は外国語系の大学出身で、タイ語を専攻していたんですよ!
タイにも1年間留学をしていましたし、毎日キャンパスの中に外国の方がいるという環境で過ごしていたので、色々な文化に触れて楽しかったですね!

サークルは学園祭の実行委員会に入っていて、そこでは演劇の運営管理をしていました。

――演劇ですか!?

はい(笑)。二年生が演劇をやるという風習のある大学だったんです。
学園祭は1週間と長期間実施するので、1年間フルで働いていました。
会社と変わらないですね(笑)。一年中、組織で仕事をしているので(笑)。
その経験が今も多少は活きているのかなとは思います。
私の学生生活はタイ語・留学と学園祭の実行委員の二つがほとんどでしたね。

――大忙しの学生生活を送られてきたんですね!タイには1年間留学されていたとのことですが…

元々大学では言語や社会学を勉強することが多かったのですが、
タイでは経済学や数学を勉強していました。

――タイ語で経済学や数学を学ばれていたんですか!?

そうですね、タイ語と英語の併用ですね。資料は英語が多かったですが、先生は基本的にタイ語で講義をしていました。

――ということは、タイ人の学生が多いんですか?

そうなんです!
私は少し特殊で、普通はタイ語を勉強するために、留学生がいるクラスに入ってタイ語を勉強するケースが多いのですが、私は現地の人しかいない学部に入っちゃったんですよ!留学生は学部に私1人でした。
向こうも留学生に慣れていないので、お互い探り探りでした(笑)。

――すごいですね!では語学には不安はなかったんですかね?

いや、物凄くありましたね。
いくら日本で勉強していたといっても、生活するのは初めてでしたので、苦労はありました。
ただ、向こうの反応としては、知らない日本人が来て、しかもちょっとタイ語しゃべれるらしいぞ、となって、それだけで話しかけてくれたので、少しは鍛えられましたね。

――その経験でコミュニケーションにも自信がついたんですかね?

はい、と言いたいですが(笑)。
ただ、バックグラウンドも文化も何もかも違う人たちの中に一人放り込まれた状況なので、なかなか難しいところはありますが、
何とか理解しようと努力する姿勢を見せると、向こうもこっちを理解してくれようとするので、「他者理解」といったところは留学で一つ自信になりましたね!!

――「他者理解」のご経験は、グループ会社さんとの業務にも役立っているのではないでしょうか?

それは本当にあると思います。
同じようにバックグラウンドも何もかも違う状況の中で入っていって、業務をしなければならないので。
グループ会社さんから「乗り込んできて勝手に変えられる」とネガティブなイメージを持たれてしまうといけないので、そうではなく「一緒に頑張っていきましょう」と互いを理解する必要がありますから、そういったところに活きていると思います。

――まさしく「他社」理解といったところでしょうかね?(笑)

そうですね(笑)。

――グループ会社さんに出向いて業務をされることもあるんですか?

はい、今担当している3社のうち2社は関東近郊の会社さんなので、月1程度で出向いて直接打ち合わせをしたりコミュニケーションをしていますね。

いち作業員になるのではなく、チャレンジしていきたい


――続いて、ご入社の経緯について伺っていきたいのですが、MEを受験したきっかけはなんでしょうか?

元々、外国語大学出身ということもあり、海外にかかわる仕事を考えていました。
ただ、留学の経験を経て、自分が本当にやりたいことはそこじゃないと気づいたんです。
海外は好きなんですけど、どちらかというと旅行などで訪れるのが好きで、実際に自分のライフワークとして考えたとき、海外とのつながりを強化するより、まず自分が育った日本のことを知って、国内の仕事をやりたいと思ったんです。
かつ、個人的に関心のある業界が、インフラや社会基盤を支える、縁の下の力持ちのような業界だったんです!

――そうだったんですね!挙げられた二つの軸をもとに、様々な企業を見てこられたかと思いますが、MEに出会ったきっかけなどはありますか?

あります!
色々な会社さんを受けましたが、しっくりこない所があったんです。
というのも、大きい会社だと、漠然と総合職・営業などといった形で募集がかかると思うのですが、その先に自分がどう進んでいくのか描きづらかったんです。
また学生生活を通じて感じていたのが、大きな組織に入ると、自分の性格上、「歯車の一部」になって終わってしまうと感じたんです。
そういったところからも、大きい会社は自分のフィーリングと違うなと思ったんです。
漠然と総合職、というよりは国内でインフラを支える会社、そして経済学や数学を学んだ経験を活かして、財務やバックオフィス系をより専門的にできる会社として絞っていく過程で、MEを見つけました。

――MEの経営理念にも「至る処に主体となり」というフレーズがありますが、S.K.さんは主体的に活躍できる企業を探していたんですね!!

そうなんです!
いわゆる大手企業だと、いち作業員になってしまいそうな気がしていたんです。そうではなく、チャレンジできる環境というのを求めていました。
私が入った時はちょうどMBO(マネジメント・バイアウト)による上場廃止を行って、会社としても新しい事をやっていこうという時期とお聞きして、タイミング的にもぴったりだと思いました。

――ありがとうございます!最終的にご入社の決め手となったポイントを教えてください!

最後はMEと、ベンチャーから内定を頂いて、迷っていたのですが、最終的に決めた理由は、インフラ系を支えるという軸に合っていたことに加えて、会社としての基盤は安定しているうえで、チャレンジさせてもらえる環境があるという所が決め手になりました。

――MEは今期50期目を迎えた歴史ある企業ですが、そういった点も最終的な決め手となったんですね!

そうなんです。

――様々な角度からMEに魅力を感じてご入社されたとのことですが、入社後、ギャップはありましたか?

思ったより若い世代が多いな、と感じました。
会社というのは年齢の高い人が重役などを占めており、意見を上に通すのが難しいというイメージを漠然と持っていたので、良い意味でギャップがありました。

――それは私も感じています!風通しの良い社風もMEの魅力の一つだと思いますが、あえてネガティブなギャップを上げるとすれば何かありますか?

ネガティブなところだと、歴史の長い会社なので、古い慣習のようなものはありました。
でも改革の動きもしっかりあって、昔は経費精算の書類もすべて紙で提出してもらっていたのですが、現在ではシステムを入れて自動化していますし、経理としてもどんどん改革が進んでいますね。
システム導入のプロジェクトには、入社一年目から関わらせていただきました。
そういう改革とか新しい事は手を上げれば新入社員から入れるので、
ネガティブなギャップは多少はあったものの、それを変えていこうという動きがあったので、良い会社に入ったなと思いましたね。


仕事は1人ではできない、必ず誰かが関わるもの


――ここからは業務に関するお話を伺えればと思います。早速ですが、どんな時に楽しさ・やりがいを感じますか?

チャレンジさせてもらえる時ですね!
手を上げればいろいろチャレンジさせてもらえるのがMEの魅力だと思いますし、自分も好きですね。
新しいプロジェクトに参加して、試行錯誤をしているときはすごく楽しいですし、やりがいを感じる時でもあります。

――ありがとうございます。楽しさ・やりがいを感じる中で、成長を実感するのはどんな場面でしょうか?

参加したプロジェクトのすべてが成功したり、付加価値を生み出せている訳ではないですが、
その過程で自発的に新しいことを覚えたり、わからない事を調べていくのが「好き」なんです。
「好き」と「仕事」がうまいことリンクして、新しい知識を吸収できるし、新しい方法を学べるし、それが次の仕事につながる、というわかりやすい成長のサイクルになっていますね。

――ご自身で成長のサイクルを回しているんですね!最近だとどんなお仕事にチャレンジしていますか?

直近だと、新しくグループ入りした会社さんの担当者になりました!
今までは、あくまで上長のサポートという形でグループ会社さんを担当していたのですが、
新しい会社さんは私がメインで担当者となりました。
今まで担当していた別の会社さんと事業的に近いということで、私に声がかかりました。
まだ具体的に何かが動き出しているわけではないのですが、自分が主としてグループ会社さんを担当するという意味では、大きなチャレンジであると思います。

――チャレンジを繰り返す中で、困難を感じる瞬間はありますか?

もちろんあります。大きくは2つあるんですが、
1つ目は自分の知識不足・経験不足です。
グループ会社さんから「これはどう対処すれば良い?」などと聞かれたときに、パッと答えられないんです。
一緒に担当している上長だと、経験や知識があるので、パッと答えられるんです。

2つ目はコミュニケーションです。
留学で学んだとは言いましたが、社会人になるとまた違ったコミュニケーションがあります。
社外の方とのコミュニケーションになると、どうしても会社の立場や、肩書がどうしても乗ってきます。
そういったコミュニケーションは一朝一夕で身につくものではないので、日々「こう伝えればよかった」と反省しながら、学んでいます。
特にグループ会社に出向く際は、会社の代表として向かうことになり、発言に責任も乗りますので、難しさを感じます。

――2つの大きな困難を感じられているとのことですが、Kさんはどのように困難を乗り越えていますか?

どちらの困難にも共通することですが、
自分で反省して、改善してというサイクルを回すことですね。
ただそれだけではなくて、MEの上長は、皆さんめちゃめちゃ丁寧に教えてくれるんですよ!
なので知識・経験不足も、ちゃんと説明して相談すれば、すごく親身になって答えてくれるし、
コミュニケーションの部分も、実際に同行した上長の姿を見ながら、こういう時はどうすればよいかと教えていただけるので、、、
人から教えてもらうことのハードルが低いことがMEの良い所だと思います。
なので、個人の改善サイクルと、上長への相談の二つで困難を乗り越えていっていますね!

――成長を支えてくれる環境が整っているということですね!続いて、仕事をする上での流儀・心掛けていることを教えてください!

個人的に思っているのは、仕事というのは一人ではできないんですよね、必ず誰かが関わるものなので。そこを強く意識しています。
特に財務経理という仕事だと、正しい数字を最終的に報告する必要があるので、いろんな部署の人に確認したり、お願いしたり、時には直してもらったりすることが多いんですよね。
その時に経理の都合だけを考えて、「間違っているから直して」という伝え方ではいけないので、お願いの仕方は特に気を付けていますし、
逆に、間違われないためにどうすればよいのか、どういう伝え方をすれば次はミスなくやってもらえるだろうか、考えながら仕事をすることが一番大事だと考えています。
どうしてもネガティブなお願いをすることが多い部署ではあるので、常に相手がいるよ、ということを意識しています。

経理の「生き字引」として


――続いて、今後の展望について伺いたいのですが、3年後、そして5年後に、どんな自分になっていたいですか?

3年後は、MEの中で、「経理でわからないことがあったら、Kに聞いておけばいいよね!」と言われるようになりたいですね。
それくらい、知識をしっかり身に着け、色々な人とコミュニケーションを増やしていきたいなと思っています!

――まさに経理の「生き字引」的な存在ですね!

管理部門のフロアの方だと、たまにそういっていただけることもあるのですが、事業部門の方からはまだまだですから、そういった存在を目指して頑張りたいと思っています。

――5年後はいかがですか!

5年後はグループ会社の方からもそう思っていただけるとより嬉しいですよね!
全部を把握することは無理ですけど、グループ内でもそう言っていただける機会が増えるように頑張りたいです。

――素敵なビジョンだと思います!「リーダーになりたい!」などの回答を想定して質問しましたが、ご自身の仕事にプライドをもって取り組まれていることが伝わってきました。

上昇欲よりも、自分が今やっている仕事や次やりたい仕事など、挑戦することの方にモチベーションが沸くタイプなんです。
とにかくできることを増やして、周囲の方から頼られるようになるのが私の理想ですね。

「二つの軸」を大事に、就職活動を頑張ってほしい


――学生時代を振り返って、就活で重視していたことを教えていただけますか?

就活の軸はもちろん大事なんですが、自分の中で仕事がすべてではなかったんです。
ワークライフバランス、という所も重視して色々な会社を見ていました。
たくさん働いてその分成長する会社さんもあるが、過度に働き過ぎるのは自分の性分に合わないと感じたんです。
がむしゃらではなく、ちゃんと成長する環境が整っている会社であるか、という所を重視していましたよ。

――ワークライフバランス、大事だと思います。ライフの部分で言うと、Kさんは休日はどのように過ごされているんですか?

趣味で写真を撮っています。
散歩しながら撮影した写真をコンテストや写真展に応募していまして、
今年の五月に京都で開催された写真展で展示していただけました!
本業を疎かにするつもりは全くないですが、趣味としてしっかり続けていきたいので、だからこそのワークライフバランスですよね(笑)。
休みの日は自分の好きなことをしっかりやる、それも大事だと思います。

――ありがとうございます!ちなみに、Kさん個人としてはどんな人と一緒に働いてみたいですか?

色々な事にチャレンジしてみたい方、そして仕事じゃない部分にも強い軸がある方は魅力的だと思います!そんな人と一緒に働いてみたいです!

――最後の質問です!就活生にメッセージをお願いします!

周りを見て焦ってしまう、という事はどうしてもあると思います。
ただ、
仕事での譲れない軸

そうでない所での軸(趣味・家庭など何でもよい)
の二つの最低限譲れない軸、という所を妥協しないで欲しいです。
ここを妥協すると、どんなに世間的に評価の高い仕事に就職できても、絶対に後悔するし、自分と合わなくなってしまうと思います。
逆に「二つの軸」をブレさせなければ、どうとでもなると思います!
周りを見て気落ちする必要は全くないので、色々な会社さんを見ながら、「二つの軸」を大事に、就職活動を頑張ってください!

――力強いエールありがとうございます!学生の時に聞きたかったです!

僕も聞きたかったです(笑)
時には大変なこともありますが、それを含めて良い会社だと思いますから、ぜひ皆さんにも応募していただけると嬉しいです!
一緒に働けることを楽しみにしていますね!

――本日はお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
ここまで読んでくださった方もありがとうございました!

ありがとうございました!

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