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プラントドクター職(MEグループ/株式会社テクノ・スタッフ) 社員インタビューVol.3『プロとして、お客様の期待を超える仕事をする』

マイスターエンジニアリンググループの株式会社テクノ・スタッフは、石油精製・石油化学プラントの設備診断・設備管理・コンサルティングの技術サービスを提供する企業。1990年の創業以来、「プラントドクター」として多くの実績を積んできました。
そんなテクノスタッフでは、現在新卒採用・中途採用を行っております。本日は、プラントドクター職で技術者部門のマネージャーも務めるKさんに、プラントドクター職としての働き方や仕事の魅力などをお伺いしました。

お客様目線で仕事をする文化が根付く会社


―—まずはKさんがテクノ・スタッフにご入社されたきっかけについて教えてください。

大学では工業化学を学んでおりました。新卒で入社したのは工業関係の企業で、営業としてキャリアを積んでいきました。その後、ご縁があってコールセンターのマネージャーに転身。まったく違う業界でしばらく仕事をしていたのですが、ある日たまたまネットで見つけたテクノ・スタッフの求人広告が目に留まりました。当時は存在すら知らなかったプラントドクターという仕事に「何なんだ、この仕事は!面白そうだな」と興味を持ち、そのまま採用試験に応募したのが当社に入社したきっかけです。中途入社後は、現場の仕事を3年ほど経験し、その後は長く営業の仕事をしておりました。2年前、新設された設備診断グループ サービス生産部門のマネージャーに任命され、今に至るという感じです。テクノ・スタッフに入社してからは丸15年になりますね。

―—異業界からのご転職だったのですね!では、Kさんの現在の主な業務内容について教えてください。

定期整備工事の計画・準備、設備診断、診断結果をもとにした修繕計画の提案までを担うのが私たちプラント・ドクターの主な仕事です。
定期整備工事が行われる期間中はお客様の設備に足を運んで作業をしますが、それ以外の期間は事務所でデスクワークをしながら、お客様の設備に関するデータ整理のサポートや、コンサルティング業務を行います。身体を使う仕事だけではなく、意外と頭を使う仕事も多いんですよ。
遠方のお客様の定期整備工事に合わせて出張に行く機会もあります。北は北海道から南は大分県まで、1ヶ月から1ヶ月半ほど滞在することも。頻度でいうと、だいたい1年に2~3回くらいは出張しています。

―—前職のコールセンターとは環境がガラっと変わったかと思いますが、仕事に慣れるまではやはり苦労も多かったのでしょうか?

慣れるまでは大変でしたね。でも、実際に仕事をしてみると、自分は高いところに上ったり、狭いところに入ったりして作業することが好きなのだと気付きました。なので、大変ではあっても苦にはならなかったですね。

―—Kさんから見た、テクノスタッフの強みは何ですか?

お客様から指示された内容に沿って検査を実施し、結果を報告するだけではなく、検査結果をもとにした最適な設備メンテナンスの提案までを行えるのは、他の調査会社とは違う部分だと思います。
また、会社としては「お客様の期待を超えましょう」というスローガンを掲げているのですが、お客様の期待を超えるためには、そもそもお客さんが望んでいることをきちんと理解する必要がありますよね。そうすると、おのずとお客様目線で物事を考えるようになるんです。そのため、当社にはお客様の目線で考える文化が根付いていると感じます。

あらゆる場所で通用するスキルと知識が身に付く


―—設備診断の仕事をしていて、楽しさ・やりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?

少しずつ知識を身に付けていくと、仕事を始めたての頃には理解できなかったことがある日突然わかるようになる瞬間が訪れるんです。1つ1つの知識同士が繋がっていくにつれて、お客様に対する提案も難なくできるようになります。さらに現場での経験を積んでいくと、お客様ごとの運用や判断基準の違いなどに関する知識も蓄えられるため、提案の幅も広がっていきます。このように、自分が学んだことや経験したことがそのまま仕事に活かせる実感が持てるのが楽しみややりがいを感じる瞬間ですね。

―—今までの経験のなかで、特に印象に残っている仕事はありますか?

シンガポールで仕事をしたことが印象に残っています。現地にお客様の設備があり、その整備のために3年間の間に何度か訪れたんです。私は英語を話せないので、海外での仕事に不安もあったのですが、実際に行ってみると、日本とそこまで変わらずに仕事ができました。業務を進めるためのプロットは当然英語で書かれてはいるのですが、図面は日本と変わらないので、言葉がわからなくても内容を理解できたんです。現地スタッフとのコミュニケーションも、知っている単語と身振り手振りで通じたので、意外となんとかなるものなんだなと思いましたね。仕事で得られた知識は、国内・海外問わずにどこに行っても活かせるのだと気付かされ、それ以降は今までよりも自分の仕事に自信が持てるようになったんですよ。

積極的なコミュニケーションが確実な仕事に繋がる


―—仕事するうえで心がけていることがあれば教えてください。

1つは、常にプロ意識を持つことです。時には文句を口にすることもありますが(笑)、プロとしてお客様の期待を超える仕事をすることは今後も徹底していきたいです。
また、確実に仕事をこなすためには、お客様との積極的なコミュニケーションが欠かせないと考えています。思い込みで仕事を進めるのではなくて、確認や相談を欠かさないように気を付けていますね。

―—マネージャーを務められているKさんですが、部下や後輩とのコミュニケーションで意識していることはありますか?

私は割と古い人間なので、無意識のうちにパワハラと言われるような言動を取っていないかどうかにはすごく気を遣っていますね。(笑)指導が必要な場面では、憶測で物を言うのではなく、客観的な事実を伝えるように意識しています。そのためには、相手の話を聞くことが大切です。何か問題が生じた時は、まず部下の話をよく聞きます。いくつか質問もしながら、ある程度事実が見えてきた段階で「こういうやり方もあるよね」のような言葉を掛けて、部下を良い方向に導けるように意識しています。

あらゆる人が活躍できる環境を整備する


―—Kさんは、どんな方と一緒に働きたいと考えますか?

いろいろな人と一緒に働けたら良いですよね。1つの組織のなかに似た価値観を持つ人たちが集まると、新たな発想も生まれづらいので、やっぱり多様性があった方が良いと思うんです。
多様性といえば、最近まで現場仕事といえば男性の仕事というイメージがあったかと思いますが、現在では女性の方も徐々に増えてきています。以前は、更衣室やお手洗いなどの設備の整備が不十分であるという課題もありました。しかし、現在ではほとんどの現場で設備が用意されていますし、今後さらに環境が整備されていくと思います。当社でも、現在2名の女性社員が現場で活躍していますよ。
我々としては、どんな方が入社をされてもプロ意識を持ちながら楽しく仕事ができるような体制を作っていかなければいけないと考えていますので、新入社員の方に頑張っていただく前に、私たちがまず頑張らないといけないですね。

―—テクノ・スタッフでの働き方は、どんな方に向いているでしょうか?

今活躍しているメンバーを見ていると、2つのタイプに分かれると感じています。1つは、物事にコツコツ取り組むのが好きで、細かいところまでこだわりを持って仕事をする職人タイプ。もう1つは、“責任感の強い面倒くさがり屋”タイプです。責任感が強くて仕事への意欲はある。でも、面倒くさがり屋なので、常にどうすればもっと効率良く仕事ができるかを考える。同じ面倒くさがり屋でも、このような責任感のあるタイプの面倒くさがり屋は意外とこの仕事に向いていると思いますよ。

―—最後に、就活生・転職希望者へのメッセージをお願いいたします!

当社では、社会を維持するうえでは欠かせない基幹産業を支える仕事ができます。さらに、日常生活では足を踏み入れることのない、基幹産業の現場の裏側が見られるため、やりがいだけではなく面白味もありますよ。
この仕事に少しでも興味を持っていただけたら、ぜひエントリーしてください。ご入社後は、一緒に非日常的な空間を体験しましょう!