Festa della donnaに考えること。
ご存知の方も多いかと思いますが、今日は女性に感謝を伝えるイタリアの記念日”Festa della donna” (=女性の祝日)、”国際女性デー”です。
この日にイタリアで女性に贈る花は「ミモザ」です。花言葉はいくつかありますが、その代表的なことばの一つに「感謝」があります。
女性の祝日に感謝の意を込めて花を贈る習慣が始まったのは、終戦直後の1946年。高価なスミレなどが候補にあがっていたのですが、貧富の差に関係なく誰もが贈ることができる花、ということでイタリアに自生する「ミモザ」選ばれたといわれています。
恋人、夫婦に限らず、娘•息子から母へ。女友達同士で送りあったり、感謝の意を伝えたい女性であれば誰にでも送ります。
イタリアは特別な日に限らず、日常的に花を送る習慣がありますが、ミモザの花は誰かからの「ありがとう」のシンボルマークなので、いただいたお花を持ち帰る際には、その人の役に立てているのかな、と少し誇らしげな気持ちになれます。
つい最近日本では、世界中のメディアを巻き込むジェンダー問題を巡っての様々な議論がありました。「女性だから」「男性だから」こうあるべき。他にも「若者だから」「年輩だから」「⚪︎⚪︎人だから」など、枠にはめてその人を色眼鏡で見るのではなく、一人の人として、その人がどんな思想や考えをもって行動をしているかが大事なのではないでしょうか。
MYS MONDOは、様々な文化背景を持つ方々と関わるお仕事をさせていただいています。人と人との関係を大切にしながら、それぞれの個性を尊重し、これからも多くの人たちと自分らしく関わっていきたいと思っています。
CIAO!
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