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富士ヒルクライム2023 主催者選抜


結果からです。

66:32。下から数えた方が早い順位。
今年もゴールドダメでした。
恵まれたコンディションの中でもゴールドが取れなかったのがとても悔しい。喜びのレースレポが書けるのは一体いつになるのか……

(追記)平均246W、4.55倍。
高地で多少パワーが落ちたと考えると妥当な数字になりました。下界で30分5倍を出せる程度だったので、もう一声欲しかったですね。

①1合目駐車場
②10km地点
③大沢駐車場
④奥庭駐車場
のざっくり4分割スタイル。
開幕で全力で踏んでたけど400Wすら出せてなかったらしい。

何となく選抜にチェック入れて申し込んでみたら紛れ込んでしまった人がどうなってしまうのか…今年の富士ヒルはそんな感じです。

今年で3回目にして初の選抜。
まずは各スペックから。

本体:FTP251W(4.6~4.7倍)
すべて実走でほぼSST~時々Vo2でヒルクラ練。
昨年から毎月1200~1300km程のボリュームは維持していた。しかし………

自転車:下の画像の通り。特に凝った軽量化はなく7.2kg。台風の影響で路面が怪しいかなと思って決戦用からいつものアジリストTLR28Cに戻した。けど路面ピカピカだった。路面整備ほんとうにご苦労さまでした。本当にありがとうございました。

53/39と11-30の組み合わせ。ボトルは無くても大丈夫だった。



4時すぎに駐車場到着。気温8°、寒い。
会場付近の坂で小一時間アップをするが、上げめに回しても230W位しか出ない。高知順応ができてないのか?単純に調子が良くないのか?不安を抱えたままスタートを迎えることとなる。

来年はホテルに予めローラーを送っておこう。
寒くて体が全然温まらなかった。




パレード区間でも不安と緊張で動悸、さらには手足が冷たく体がこわばる。ひえーなんじゃこりゃ。

そんな状態で計測マット手前からペースが上がり、気づいたら6倍で踏んでてもズルズル下がり続ける。そしてそこから更に踏もうと思ってもなぜか踏めず、心拍も足の具合もレッドゾーンにどっぷり。
選抜は開幕ペースアップが来るとわかっていながら無酸素レベルの強度を全く練習しなかったのが悪いね。

料金所を過ぎた段階で体力をかなり持っていかれ、ほぼ最後尾…いやいやこれはまずい。だけどしんどそうなのは他の方も同じだったようで、僕がパスしていく際には復調できそうにない位消耗してる方もいらっしゃった。
ペースアップについていけないのはもはや論外として、僕程度の実力ならケツまでずるずる下がってやり過ごしたのはかえって好都合だったのかもしれない(とはいえさすがに下がりすぎだ)。一旦落ちるとこまで落ちた。これから立て直していこう。60分以上持つような心拍じゃないんだけど…
※今回心拍計が250とかおかしな数値をキープしていたので残念ながら全く参考にならない。心拍250で回し続ける人間なんてさながら山柱として痣が発現できるレベルだ。



◆1合目駐車場通過 9:50 平均283W(5.24倍)

絶妙にドラフティングが効きにくい斜度で集団走行。普通にペース(4.6~4.8倍)で回してえ~!と内心叫びつつ、後々の緩斜面とドラフティングのことを考えるとここは辛抱する場面。
序盤に消耗したとはいえ何かパワー出しにくくておかしいなと思ったらケイデンスがいつもより10くらい低い。回転でパワーを出すタイプなのでこれは非常に辛い。1枚落としてもただペースが落ちるだけで95回転から全く上がらない。何で回らないんだ?理由はわからんが、かなりまずい。



◆10km地点通過 28:06 平均247W

2合目だか樹海台だかの区切りがよくわからなかったので、とりあえずキリのいい数字でラップ。
数名のグループが形成されかけたが途中でバラけてしまい、8~10km付近を単独走。ここで自分のペースでいくぞ!と思いきや若干気持ちが緩んでしまい4倍ちょっとでダラダラ回してしまう。このバカタレが…。


◆大沢駐車場 49:04 平均231W

このへんでグループがきっちりまとまる。
ペース落ちたところに追いつかれただけ
キツイのに耐えていて気づけばもう残り20分弱で終わるのか思ったが、気持ちは楽にはならず。笑
・MIVRO 中森選手
・ACTIVIKE 西谷選手
・JETT お名前不明…
・僕
で回していく。
ちょうどドラフティングも効きやすくなってきたので非常にありがたかった。抜きつ抜かれつをするくらいなら、グループができ始めた時からきっちり足並みを揃えておけば…というのをうまく計算するのが難しい。
MIVRO中森選手が積極的に声をかけてくださったおかげでとても励みになりました。ありがとうございました。


◆奥庭駐車場 1:00:31 平均229W

奥庭1時間切りを今年もやらかしてしまう。
大沢49分でギリ圏内だが、スプリット区間で僕と西谷選手の2人になってしまった。前方グループとは200mくらい差がついてしまい、結局最後まで追いつくことはできず…。序盤から足がうまく回らずに踏みがちになっていた"ツケ"はしっかりと回っており、股関節や大臀筋あたりは終わりかけていた。けど去年の無様な垂れ方と比べたらかなりマシだ。


◆ゴールまで 1:06:32 平均229W

平坦は36~38km/hで2人で回す。2つ目のトンネルを過ぎたあたりで残り3分?でゴールドが絶望的になってしまった。そこで「ああ今年も無理なのか」と気持ちが切れて踏み止めてしまい、なあなあでゴール。



去年もそうだったんだけど、目標に届かないとわかったら即諦める癖何とかしなきゃ。ゴールドは届かなくても自己ベスト1秒でも多く更新する方針に切り替えるとかやれることまだあったやろ…。



今の自分のステータスで著しく欠けているのは高強度(L5~)の耐性。そしてそれを自覚していながら練習をしなかったのが最大の敗因。開幕ペースアップも耐えれると想定してたけど普通に無理でゴッソリ消耗してしまいました。


実走しかしてなかったけど、ZWIFTも始めようかな。ボリュームは確保できていたけど、練習会とかも全然行ってなかったし、普段の練習の効果は薄かったんだろうな。


今年も言うことになるとは思わなかったけど、来年こそは。諦めず4度目のチャレンジに向かいます。

1年ぶりに愛知の大池君と再開。
日差しは暖かいけど、風がめっちゃ冷たい。



ありがとうございました😭


バイバイスバルライン、また来年!



そして……………
本編

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