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富士ヒルクライム2023 ~旅行編~

富士ヒルお疲れ様でした。
9000人を超える参加者それぞれの目標やドラマ等があったと思いますが、せっかく福岡から山梨まで遠征しているので、リフレッシュも兼ねて少しくらい遊んで帰りましょう。

かくいう僕は不本意な結果に終わったわけですが、会場から南に20~30kmほど下った先にある道の駅 すばしりに来ています。



ずっと行ってみたいと思ってた有名な激坂あざみライン、今年こそ行ける!!
道の駅出たら即あざみラインというアクセスの良さ。


11kmの10%。スバルラインの半分の距離で登れちゃうお得なコース!!いやいや、10km以上のヒルクライムは十分長いよ。

路面はかなり綺麗でした。10%くらいのコースは道が狭い山奥な雰囲気を想像しがちだけど、こんな綺麗な激坂は初めてだ。
足重いけど、休むダンシングでタラタラ登ればとりあえず登れるやろ…そうであってくれという切なる願いは無事破壊されてしまった。

開始から3km過ぎまでは潔いほどに直登。
ちなみに最初から10~12%ありました。

ひと踏み目からズッシリ足が重く、開幕初手インナーロー(39-30のギア比1.3)。もう不安しかない。

右手に鳥の看板(?)が見えたら、くねくねしつつ5~9%くらいに緩む。なんだ、案外いけるやんと内心ホッとする。
4km過ぎくらいから斜度が15%で安定し出す。
そして例の馬返しの看板。そしてこの先絶望あり。
7~8km地点。最大の難関。
この区間22~25%がずっと続く…普通のヒルクライムの1kmとは訳が違うんよ。やりすぎ。笑


※イン側ついて最大○%!とかいう盛った表現が散見されますが、無理のない普通のライン取りです。

8km~ラスト。再び綺麗な路面で絶望のつづら折れ。
コーナーはやはりやばいが、抜けた先の短い直線で休憩区間(12~15%)を設けてくれるだけまだ慈悲深いコースだ。
稀に一瞬ほどの短い下りも存在する。
ペースアップ?いやいや、回復に全振り。

30回転くらいで這いずり回っていると、急に景色が開けてゴール。
きつすぎる…なんだこれ…

しいたけ茶、旨すぎる!!
そして例のステッカーを無事ゲット。
僕の自転車に富士の魂が宿りました。
山菜きのこうどん大盛り。
霧がかっててクソ寒い。
上着背負ってなかったらやばかった……


そして昼過ぎに無事下山。ブレーキローターはアッチッチ。
これで富士ヒル(×2)が終わりました。
つまり………禁酒解禁!!!

今夜のホテルを取り、静岡市内へ驀進!
時間の余裕はあるが、やることが多いので何だかんだ過密スケジュール。酒屋さん覗いたりお土産買ったりする暇、なし。

17時にチェックインし、シャワーを浴びて洗濯機に突っ込み速攻で街に繰り出す。休んでる暇なんてない。
完璧に美味い酒が飲める気分ではないが、お酒は美味いのだ。結果は出せずとも、頑張ってきた自分の努力くらい讃えてあげてもよかろう。

やはり最初はビールだろうと思い、静岡の有名なクラフトビールWCBをたくさん置いてるWCB第三番移動式冷蔵庫 へ。

半屋外な店内。開放感が素敵。
柑橘系の爽やかな1杯が欲しかったので、おすすめを教えてもらう。

1ヶ月という悠久の禁酒を…解きます。
酒❗️美味すぎだろ‼️

生ラムと牡蠣のタルタル。
生ラムって珍しいね。

美味い、美味すぎる。
しかし肝臓のCTLが限りなく0に近いのと、昨日今日で疲れも溜まっていてコンディションは良くない。開幕の麦茶で酔ってしまうとは、なんという体たらく。

そしてやはり顧客が最も求めているのは大好きな日本酒。肝臓を放ったらかしにしてすっかり機嫌を損ねてしまっているので、これからたくさん構ってあげないといけない。

2軒目。

のっち さん。梟師(たける)さんや燗酒Junkyさん等行きたいお店はあったが、残念ながら日曜日はお休み。


ご夫婦で切り盛りされている居心地の良いお店。地元の方で席は埋まりかけており、予約しておいて良かった。

静岡の地酒は磯自慢や正雪、開運くらいしか飲んだことがない。しかし、せっかく来たのならニッチめなお酒を飲んでみたくなるというもの。

國香(こっこう) 純米吟醸。
静岡のお酒はスッキリ淡麗系が多いという特徴があるそうです。確かに綺麗なお水といった滑らかな味わい。
かなや日和 生原酒(純米だったような…)
県内ですら滅多に買えない珍しいお酒。生原酒のフレッシュさと米のジューシーな旨みがたまらなく良い。
知らないお酒ばかりなので、もう名前の雰囲気でピンときたチョイス。白隠正宗。誉富士というご当地酒米を使っているらしい。確か。この辺から味を思い出せない……
最後はあえて普通酒の喜久酔。
安くて旨いというインチキ枠。お米ガツン系で、冷やがとても旨い。

お店の方や地元の方とお酒の話を沢山させてもらい、とても楽しかったです。3件目行きたかったけどここで肝臓がギブアップ。
肝臓のPWRは4倍弱程度まで落ちてしまっているらしい。ごめんな。

そしてお勧めされたのが大村バーという居酒屋さん。根強い人気を誇るそうなので、頭の片隅に入れておこう。地元の方からお勧めしてもらうお店ほど信用できるものはない。


そしてホテルで爆睡。
翌朝車の鍵を無くしてガチヒヤリと渋滞で飛行機の時間がかなりヤバかったが無事帰宅。これにて今年の富士ヒルが終わりました。

お土産ゼロなので、申し訳程度の静岡要素。

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