「あなたもスマホに殺される」
2本目に何を選ぶか迷いましたが、こちらの本を紹介させていただきます。
志賀晃さんと言えば「スマホを落としただけなのに」が話題になりましたが、個人的にこの作品を読んだ時の感覚が忘れられないので敢えてこれを選びました。
この方は日常に潜む脅威をミステリとして描くのが本当に上手いと思います。他の作品も言えることで、「有り得ないことなんだけど、もしかしたら、万が一最悪の可能性で起こってもおかしくなさそう…」みたいな気持ちになります。「そんなん有り得ないでしょ」と一蹴できないのが質の