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「その絵文字つかわないでください!」おじさん絵文字を怒られたヨ😅✋💦

普段何気なく使う絵文字で”おじさん認定”されていた

恥ずかしながら、私はこれまでの人生で絵文字の使い方なんて指摘された事がありませんでした。この体験を同年代の友人に共有してみたのですが、ほとんどがこの絵文字ルールを知らなかったです。逆に20代はほどんどが同じ違和感を感じていました。同じツールを使っていても、そこには世代間で異なる潜在意識があったのです。

きっかけはTwitter

私が所属する人事グループでは会社の新しい取り組みや社内の雰囲気をカジュアルに発信しようという目的でTwitterを運用しています。先日、会社に関する問合せ的なリプを頂いて返信したのですが、絵文字について部下に怒られてしまいました。なぜだかわかるでしょうか。

部「よっぴーさん、この絵文字(😁)つかわないでください!」
よ「え、なんでですか?」
部「なんか、、、嫌なんです。」
よ「なんかって何?歯をむき出してるからですか??」
部「違います。なんかおじさんくさいっていうか、、、とにかくイケてないんです!」
よ「なるほど、何か認定基準みたいなものがあるんですね。」
部「うーん、基準と言うか。。。」

こんな調子で執拗に食い下がり、調査と議論を重ねた結果、
おじさん絵文字
・おじさん構文
この2つの認定基準が浮上しました。以下、順を追って説明します。

おじさん絵文字

まずは絵文字について指摘を受けたので、どんな絵文字が気持ち悪くて、逆にどんな絵文字ならOKなのかを検証してみました。

おじさんが使う絵文字
😀😃😁😅😰😓✋💦☀️⭐❕❗❔❓⁉️‼️

若者が使う絵文字
😂🤣🙃🥺😍🥰🙌🤦💗

上記より、感覚的に分かった事があります。

・絵文字で笑う時は涙を流せ
・絵文字で汗を掻くべからず
・感嘆符や疑問符に着色するべからず

️明確な根拠はないですが、これを遵守するだけでかなり印象が変わりそうです。心当たりがある方は必ず押さえておきましょう。

顔文字派のおじさんは「おじさんを感じる顔文字」もぜひ
ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

おじさん構文

次におじさん構文です。Twitterで調査した結果、おじさんの文章には規則性があると認識されていました。特に参考にさせて頂いたのはこちらです。おじさんの特徴・タイプ・テンプレートが解りやすく紹介されています。

おじさんの特徴

・返信がなくてもメッセージを送る
・やたらとご飯に誘う
・褒めが絶妙にキモい
・名前が「~ちゃん」付け
・長い
・聞かれてないけど自分のことを言う

「返信がなくてもメッセージを送る」これは心当たりがありました。相手の反応があろうがなかろうが思いついたらすぐに伝えます。「褒めが絶妙にキモい」これもそうです。明らかに大した事がない話なのに「さすがですね~」と大げさに褒めます。私はおじさんの典型だった様です。

おじさんテンプレート

・挨拶×疑問×気遣い
・挨拶×近況報告
・挨拶×応援
・挨拶×疑問×お誘い
・褒め×降参
・慰め

挨拶、気遣い、激励、謙遜、おじさんは礼節を重んじる生き物です。しかしこれだけではその破壊力をお伝えできません。百聞は一見に如かず。実際に例文を見てみましょう。

まずはこちらのエントリー

要所要所でしっかり絵文字を盛り込んでいます。カタカナの「ナンチャッテ」に汗かき顔文字のコンボも憎い表現力です。

続いてこちらも強力なエントリー

まず名前を間違えています。そして神出鬼没なカタカナ変換、涙を流さない笑顔、汗かき顔文字、上から目線のお誘い、基本を押さえながらも自身の立場や存在感をしっかり誇示しています。

まとめ

これを機に社内のSlackを回遊してみたのですが、おじさん認定されていそうな男性が多数いました。中には貫録たっぷりの20代おじさんや女性おじさんもチラホラ。みなさんも自分が頻繁に使う絵文字、顔文字、文章を検証してみてはいかがでしょうか。

・おじさん絵文字を乱発していないか
・文中に絵文字が乱入していないか
・神出鬼没なカタカナ変換をしていないか
・絵文字や顔文字をコンボしていないか

現場からは以上です。

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