「ゴジラ -1.0」

源田の毎日映画 40日目。久々の映画館の映画鑑賞。いやー良かったねー。良かった。

オープニング良すぎ。導入として完璧過ぎる。神木隆之介の内面的な大きなイベントとゴジラというものの恐ろしさの二つを見せる素晴らしい導入だった。ゴジラちっちゃ!と思ったが最初も最初なので当然だった。あえてゴジラ側の視線とかをあえて全く描かずに人間目線のみで描くのが本当に良かった。
ストーリーは概ね良かったけどちょっと引っかかるとこがあった。浜辺美波演じる典子の居候が流石にちょっと無理があるというか、戦時中だからってなんでもありすぎやしないか。戦争を通して色々な人と出会い最後のフィナーレまで持っていく。しかし浜辺美波が生きてましたって言うのはちょっと萎えた。浜辺美波自体は中2の頃からずっと好きだが、なんか典子の死というものが神木隆之介のゴジラを倒すという大きな原動力になっていると思うのに、なんか生きてましたーテッテレーってなるとちょっとハッピーエンドすぎるというか、とにかく萎えたーー。
役者豪華すぎる。浜辺美波は東宝の看板みたいなもんだから当たり前だが、神木隆之介はもうカップルみたいな感じ。安藤サクラ良すぎる。本当にお母さんというか、庶民感を演じるのが本当にうますぎ。橘役の人なんか見たことあるなとおもったらるろうに剣心の佐之助か!びっくりした。佐々木蔵之介はなんかこれといった代表作のイメージがないけど良かった。これは山崎貴あるあるなのか戦争モノあるあるなのか知らないがなんか凄い演技くさかった。自然体の人がいないというか、わざとらしかった。
映像が本当にすごかった。オープニングは言うまでもないが、最初の海のやつは死ぬほど絶望的だった。あと銀座のやつ。映像的にはあれがピークだった気がする。待ってましたと言わんばかりにゴジラのメインテーマをバックに復興まもない銀座をボロボロにする。あの電車のやつは最初初代ゴジラオマージュかあと思って見てたけどあの電車を食うシーンがえぐすぎた。最後の青いビームめちゃくちゃカッコよかったし絶望的だった。あと神木隆之介が戦闘機でゴジラにちょっかいかけて、ゴジラが噛みつこうとしてるのがうちで飼ってる犬みたいで可愛かった。

エンディング良かったー。たしかにそんな口に戦闘機突っ込んだくらいであのゴジラが死ぬとは思えなかったし、最後の最後のゴジラの雄叫びがマジで鳥肌たった。いやー面白かった。

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