「GIジョー」

源田の毎日映画 8日目はおもちゃが原作の本作。結論、つまらん!!

マッジでつまんなかった!!死ぬほど退屈な2時間だった。比較的お金が掛かったB級映画。なぜ三作目まであるのかが疑問で仕方ない。
魅力的なキャラクターがほんとに1人もいなかった。主人公の軍人がなんかパッとしないし、仲間の黒人はなんかどこにもいそうな感じでめちゃありきたり。赤髪の理系女も、落ち着いたゴツい黒人もありきたりで何も面白く無い。敵もダサい。特にドクター。流石に一挙手一投足すべてがダサすぎる。敵のメインが自分の元恋人っていうのは面白いのにそれを活かしきれてない。残念と言うか下手くそさに絶望というか。セリフも予想つくしほんとに酷い脚本だった。
CGが流石に安過ぎやしないか。エジプトの砂漠とか笑っちゃうくらいCGだった。画が全体的に雑で汚い。普通のシーンは安い衣装に身を包んだB級俳優たちの茶番を見せられる。その上肝心なアクションシーンはひどい。全体的に映像が早くて何が起こってんのかいまいち分かりにくいし、カメラワークも編集も何も工夫がないから本当に見応えがない。途中何度か挟まれる回想シーンも唐突過ぎて頭に入ってきにくい。戦いの流れとかは普通に面白いのに、見せ方が下手なせいでなにも褒めようがない映画になってしまった。
安い映画になってしまうのも無理はないと思うが、脚本、映像、演技のどれにおいてもつまらないので、何かひとつに特化してればまだ良かったと思う。なんで赤髪の女は最初から迷彩マントを使わないのか、ストームシャドーの刀の効果音が同じの使ってて安い、とかさまざまな細かな文句はあるが、全体的に言ったら、ただのつまらない映画。それだけ。
パラマウント配給、ハズブロ原作となるとどうしてもトランスフォーマーと比べてしまう。クロスオーバーの案も上がってるらしいが、格が違いすぎるだろう。もしマイケルベイが監督をやってたらめちゃくちゃ面白くなってたのかもしれない。明日は良い映画に出会えますように。

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