「#マンホール」

源田の毎日映画 48日目。ちょっと気になってたのがNetflixに来たので鑑賞。

んー、微妙!心理誘導とか全体の雰囲気は良かったんだけどどうしてもツッコミどころが多くて見過ごせなかった。
心理誘導はうまかった。絶望ー希望ー絶望ー希望ー絶望ー、、、みたいな感じが飽きずに見ることができて良かった。あと普通にしたい出たとこは普通にビビった。
全体の雰囲気も、マンホールの中の陰鬱とした湿っぽい雰囲気が観客にも伝わってくる感じで良かった。SNS描写はありきたりだったけど、殺せ殺せ殺せ殺せみたいなとこの、吉村をグルーっと撮って文字が浮かび上がるのは良かった。
展開もまずはパニックものあるある展開から、SNSを駆使した面白い展開になっていき、後半川村が偽物だったという大カミングアウト。からの黒木華とのバトルからの正義に乾杯。おもろかったー。
細かなセリフとかもまあ面白かった。正義に乾杯も、吉村が結局正義に完敗してしまったのとか買っている気がする。あと黒木華とのバトルで「ここまで這い上がってきたんだよ」みたいなセリフも、吉村の人生とさっきまでのマンホール騒動のダブルミーニングだった気がする。最後の坂本九の上を向いて歩こうの口笛が流れるのも面白かった。
ただどうしても脚本に粗がありすぎというか、ツッコミどころが多くて残念。GPS機能の書き換えとか、電話をいじったみたいなのもよくわからなかった。あと吉村の人生をもう少し掘り下げた方が良かったような気がする。あとマンホール女のアイコンも、いくらぼかしたとはいえ素人技術でのボカシだったら、このアイコン〇〇じゃねみたいなコメントが少しはくる気がするが一切なかったし、コラ画のアイコンの言うことはあんまり信じなくないか普通。
ただラストのマンホールが日食みたいに閉じて、最後幸せな写真がスマホに映って終わるラストはめちゃくちゃに良かった。

オープニングの社会人ノリのきついオープニングは個人的にしんどくて嫌だった。

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