「キルビル vol1」

源田の毎日映画 42日目。クセつよだけど面白い。やっぱりタランティーノはいいね。

なんちゃって日本な世界観が最高に面白い。カタコトの役者のセリフも、シリアスなシーンなのにちょっと笑ってしまう。飛行機とかあれどんな空を飛んでるんだ。真っ赤だった。演歌っぽい劇中歌も、これ米国の人どう思ったんだろうと思うと笑えてくる。
ストーリーが面白い。セリフの一つ一つが面白い。やっぱりタランティーノはなんでもないシーンも面白いから本当にすごい。毒ヘビ暗殺団の2人を倒したわけだが、結局そのきっかけの概要はあまり語らず最低限の情報しか教えてくれない。最後の最後に娘は生きているという大カミングアウト。おもれー。
アクションシーン。笑っちゃうわあんなの。なんだあれは。めちゃくちゃ台本くさいけど本当に面白い。血の出方がエヴァンゲリオン。やっぱりバイオレンス映画は最高だ。
カメラワークは本当に丁寧。最後のオーレン石井戦で、オーレン石井が左側にいてユマサーマンが右側にいる。オーレン石井が優勢に立ったと思わせて右側に移動するもユマサーマンもまだ右側にいる。最終的にはユマサーマンが左側にいてオーレン石井が右側にいる。上手い。
アニメーション。エヴァンゲリオンとかもやってる日本のアニメーション会社が作ってるのでそりゃもう高クオリティ。確かエヴァとか作ってた気がする。プロダクションIGだっけ。特典映像で見たけど本当に丁寧に作られてた。家の間取りまでもタランティーノがチェックするとはもうびっくり。
ちょくちょくバラエティとかでよく聞く音楽が流れておもしろかった。

2作目もあるので2作目が早く見たい。

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