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Web系フリーランスの中小企業診断士受験体験記

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「ほぼ独学で」「仕事をしながら」「2歳児育児もしながら」中小企業診断士試験にストレート合格できた人もいるよという情報は励みになる人もいるんじゃないかと思い、約1年間の体験を綴りま…
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#中小企業診断士二次試験

中小企業診断士2次試験の勉強をスキマ時間でやる方法【質問回答】

スタディングの勉強仲間コミュニティで以前話題になって、その時にタイトルだけ書いてずっと下書きになっていたのがこの「スキマ時間での2次試験対策」についてです。 かなり寝かせてしまいましたが、1次試験が終わって間もないこのタイミングで自分の受験生時代を振り返ってみたいと思います。これから2次対策を始める方の参考になれば幸いです! インプット編早稲田出版『TBC速修2次テキスト』抽象化ブロックシート 早稲田出版『TBC速修2次テキスト』の第4章が『抽象化ブロックシート』という、

【質問回答】2次試験の学習時、過去問解答の自己採点はどうしていたか?

中小企業診断士 2次筆記試験対策について、以前別のところで回答した内容をご紹介します。 雑談的な流れで答えたものを、本記事用に再編集しています。 Q. ふぞろいを使わない場合、どうやって解答の採点をしていたのか?『けいさんは、2次試験の学習にふぞろいを使わなかったとのことですが、その場合採点はどのようにしていたのですか?』 という内容の質問を受けました。 ふぞろいを使わなかった、というのは以下の記事に書いています。 A. 採点はしていませんでした はい。2次の学習中は

型と1次知識のフル活用で乗り切る【診断士2次事例Ⅲ】1年目受験生の取り組み例《第16話》

7月になりました。今年令和5年度の中小企業診断士試験 1次試験を受験される方は、いよいよ直前期に入ってきますね。今回の話は2次試験を見据えながら1次試験の追い込みをしたい方の参考にもなると思います。 中小企業診断士試験 2次試験対策・時間のない1年目受験生の取り組み例、最後は事例Ⅲの話です。 始めはまったく解答欄を埋めることすらできなかったところから、なんとか当落線上までもっていくためにどういう感じで知識を整理したのかをまとめました。 結果61点というギリギリでしたので、合

誰に何をどのように+売上高分解【診断士2次事例Ⅱ】1年目受験生の取り組み例《第15話》

中小企業診断士試験 2次試験の事例1〜3をギリギリ60点ちょいで合格した、時間のない1年目受験生の取り組み例、今回は事例Ⅱのお話です。 高得点合格者の体験談もそれはそれで有益ですが、もっと当落線上に近い位置にいた、手の届きやすいロールモデルとしてご活用ください。 事例Ⅱは主にマーケティングが軸になります。 事例ⅢとかⅣに苦手意識を持つ人は結構いる印象ですが、私の観測範囲では「事例Ⅱ、苦手なんですよね〜」って言う人を見かけたことがありません。 ほかの事例に比べて比較的イメージ

知識整理・論点見抜く・一貫性をもってやり抜く【診断士2次事例Ⅰ】1年目受験生の取り組み例 《第14話》

第11話・第12話で、中小企業診断士試験 2次試験の事例Ⅳの経験について詳しく書きました。せっかくなので、事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅲについても触れておこうと思います。 しかし正直、最低限の学習期間で、点数もギリギリ61, 62点で逃げ切ったという結果なので、こうすればよいと自信を持って言えるようなメソッドはありません。 もう一度受験してまた合格できるかどうか?と聞かれても、自信は全くありません。あともう数ヶ月じっくり鍛錬すれば、もしかしてもう少し解法が確立できて高得点が取れていたのかも

R4 中小企業診断士2次試験 事例Ⅳ〜財務苦手だった人が完全にやりきった80分間 再現解答と計算メモあり《第12話》

前回の記事で、「財務・会計が苦手でも、何とか事例Ⅳに喰らい付くために私が工夫したこと」を紹介しました。今回は、そんな準備をしていった結果がどうだったかを振り返ります。 本番の時間配分はこうだった前回の記事でも書きましたが、本番前にイメージしていた事例Ⅳの時間配分は以下のような感じでした。 経営分析 18分 CVP 20分 投資の意思決定 30分 記述問題 7分 見直し 5分 上記はあくまで理想として、令和4年度の2次試験本番で実際に解いた順番とかかった時間はお

財務・会計が苦手でも事例Ⅳに喰らい付くための工夫(中小企業診断士2次試験)《第11話》

早いものでもうGWがやってきました。 本年度のストレート合格を狙う人は、2次試験の問題がどんなものかGW中に1度くらいはちらっと見ておくことをおすすめします。まだ全然解けなくても大丈夫です。 私の令和4年度中小企業診断士試験 2次筆記の得点は、結果的に事例1〜3がギリギリ61〜62点、事例Ⅳが78点での合格でした。(詳しくは連載第2話をお読みください。)しかし、この事例Ⅳの得点はほとんどの受験生が全然解けていなかったことによる得点調整の結果であり、素点では良くて半分というと

中小企業診断士試験 2次筆記試験後、合格発表までの2ヶ月半何して過ごしてたか《第8話》

前回までで、2022/1/14〜10/30の私の受験生生活のダイジェストをお届けしました。 今回は、筆記試験翌日から合格発表日までの約2ヶ月半(長い!)の過ごし方を振り返ります。 試験後、1週間くらい疲労困憊で、なかなか疲れが取れません。 このときの私の心の声がこれ。 試験翌日、10/31で月末なんですよね…。請求書発行とか分かりやすいタスクがあったので強制的に仕事モードにならざるを得なかったのですが、そういうのなかったら多分昼寝してたと思います。 とりあえず忘れないう

R4中小企業診断士試験 2次試験当日ドキュメント《第7話》

前回の1次試験編に引き続き、今回は2次筆記試験当日の動きや感想を思い出しながら綴ります。 持ち物受験票・写真票 令和4年度中小企業診断士 第2次試験案内 筆箱 HBの鉛筆 5本 シャープペンシル 1本 シャープペンの替え芯 消しゴム 5個(大小いろいろ) 鉛筆削り 1個 フリクションの4色ボールペン 1本 フリクションの蛍光マーカー 6色ほど 定規 1本 電卓 2個 アナログ式腕時計 2個 抽象化ブロックシート(『TBC速修2次テキスト 2022年

中小企業診断士試験 合格までの約1年間のタイムライン 後編(主に2次試験対策) 《第5話》

前回の記事では、1次試験までにどんな教材やツールを使って何をしていたのか、を時系列でまとめました。今回は1次試験終了から2次筆記試験までのタイムラインです。 2022年8月前半(1次試験終了後)やったこと 1次試験 自己採点 早稲田出版『TBC速修2次テキスト』演習パート進める TAC出版『第2次試験 事例Ⅳの解き方』 進める 1次試験終了翌日、月曜日の午後に診断協会のサイトで公表された正答を見て自己採点しました。 なお、2次関連3科目については、わりと丁寧に復習