目を合わせる

今日は「THE コント」というライブがあった。
通常のコントを一本、決められたテーマのコントを一本するという内容で、必然的にテーマネタは新ネタになるのだけど、最近「新ネタをするなら漫談を作りたい」と思いすぎていて、ほぼ漫談みたいなネタを作った。

元々、テーマを活かした音響や小道具を駆使したネタをするつもりだったけど、設定だけ決めてあとは「自分が考えていること」をそのままダイレクトに話続けた。

漫談をしたこともあるのだけど

これは「自分が漫談をしたらこうなる」というコントみたいな内容で、外側は漫談だけど中身はコントだったと思う。
逆に今日のネタは外側はコントで中身が漫談。
コントを作る時は起承転結やオチの持っていき方、展開なども考えながら作るけど、これに関しては最初からひたすら「話したい事」だけを話して行ったので、話したい事が無くなったら終わった。
している事はこちらの方が漫談だけど、感覚としてはやはりコントだった
(そもそも、自分が話したい事をひたすら話すコントもたまにしているから、実は意気込み程は漫談ではなかった)

内容はコントだけど、形式が漫談の方が「お客さんと目を合わせて話している」という感覚がして、今自分が漫談をしているなという気持ちにはなれた。
コントはどこまで行っても架空の相手と話しているから、お客さんとは目が合わない。
それがコントの好きなところでもあるけど、漫才や漫談はそれができるのが強いと感じた。

映画『アイアム・ア・コメディアン』を観た。

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