生徒が二十歳を迎える時
「先生、お元気ですか。20才になりました!皆、元気でしたよー!楽しかったです!」
InstagramとLINEに数人から連絡があり、嬉しいような緊張するような正直なかなか言葉で表現できない感情が渦巻いた。(noteは言語化するところなのに、、、。表現力と語彙の不足を噛み締める)
私は、5年前まで中学校の教員をしていた。国語科であったことを敢えて明記したい。くっ…。
担当していた子たちが二十歳を迎えたようで、もちろん感慨深いものを感じる。卒業してから5年かー。
私は退職して引っ越しをしたため、二十歳の会には参加できなかった。ただ、5年の間ちょくちょく連絡をくれた子達もいたりして、やはり節目の時に晴れ姿を写真で見ることができて私も晴れやかな気分になった。
ただ、いつも気になることがある。
ここに参加していない子達はどうしてるんだろうということ。あの時の子達の全員が生きて二十歳を迎えられたんだろうかということ。いろいろな家庭の状況や人間関係の中で生きていた子どもたち。会に参加した子達の中にも、なんとか勇気を出して参加した子もいる。
今さら、私にできることはないんだけれど、いつまでも、皆の健康と無事故を祈る。
これから5人生、生きていくこと自体がしんどくて、死んだら楽になるんじゃないか、、、なんて気になる時もあるかもしれないけれど、とりあえず生きるでいいんだよー!と伝えたいなあ。
私は私で力をつけていきながら目の前の人を大事にできる人になっていきたい。と、生徒が二十歳を迎えるたびに決意を新たにさせてもらうのである。
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