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ルームシェア生活の会話①

大学からの友人と松戸ではルームシェアをしていて、たまになんでこんな話になったんだっけ?みたいな話で盛り上がることがある。

今日の朝は、『なんで男たちは不倫をしたがるのか』という話になった。

その気持ち悪さについて、お互いに理解ができない、という意見で終始考えは一致していたんだけど、あえて考えてみることにした。

結局『男』は、社会で優位な立場に居ようとする。
会社だったり家族だったり、人と人との関係もすべて異なる社会で、不倫したがる男たちが、たとえば歳上の女性と不倫をする、という話を聞いたことがない(世の中は広いのできっとそういうケースもあるとは思うんだけど)。

ドラマなんかをみていても、たいてい歳上男性が歳下の女性と不倫関係にある物語が多い。

自分よりも歳下で経済的にも精神的にも自分よりも“劣っている”と思う相手につけいろうとする。

『そうさせる社会がある』ことを逆に利用して、これは自分の問題ではなく社会がこうだから不倫をせざるを得ない、とでも思っているよう。

男性の加害性を利用するな、と思う。

それと不倫をしている間、あの人たちは、この関係は自分でコントロールができるものである、と錯覚している気がする。

成果主義の世の中で、関係も成果の一つとして考えてるんじゃなかろうか。関係を維持し続けることを成果としてこの関係の手網を握っているのは自分だ、みたいな感覚。

関係っていうあいまいなものに名前をつけることで、生きやすくもなれば逆に生きにくくもなる世界で、男にとっての不倫は、名前をつけなくても自分でコントロールできてしまう関係だと錯覚しているんじゃなかろうか。

不倫相手の女性が『あの人と不倫している』と言っているのは聞いたことがあっても、男が『あの人と不倫している』と語っているのを聞いたことがない。
あの男たちにとって、不倫はわざわざ名前をつけなくてもいい関係なのかもしれない。

コントロールできる関係なんて幻想だし、認知のゆがみだよー。って声を大にして言いたい。

山場もオチもない話。

ただ友人と『こうなのかな〜』『あ〜でもさ〜』『むずかしいね〜』とあーだこーだ考えて喋って、気づいたら全然違う話になっていたり、お互い違うことをしだしたりしている。

そんなルームシェア生活。

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