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かまどキッチン『燦燦SUN讃讃讃讃』のあとに

上演が終わるごとになんとなく書いていたんだけど、最近忘れていたので久しぶりに。

かまどキッチン『燦燦SUN讃讃讃讃』おわりました、がおわった感覚はあまりありません。さらにいえばはじまった感覚もかなり微量なものです。

というのもわい、年末にコロナに感染しまして、小屋入りに間に合わず自宅療養しておりました。

延期された初日の4日前にはなんとか劇場に行くことはできたものの、実際に場当たりなどできたのは2日間。
その際も、後遺症で口の中が腫れていて痛みと開口障害と咳に悩まされ、結局初日と2日目はかまどキッチン主宰の児玉さんに代役をお願いしました。


この作品は、完本までにかなり時間がかかりました。
なので、全体像というか、この上演のために、上演がおわるまでに、自分が何をすればいいのか、分からない時間がとても長く、果たして本当に上演できるのかどうか不安がありました。

だけど、初日と2日目を客席でみていて、上演として成立していることに、人が集まるだけでそこが劇場になってしまうことの希望と危険であったり(これはまた他の機会に)、自分がやるべきことなどなど、気づけたことが多くありました。

本来は出演するはずだった上演を客席から観る体験はなかなかできるもんじゃない(ないに越したことはない)なとか思いながら過ごした2日間。
それを踏まえた2日間の上演を舞台上で過ごしました。(迎え入れてくれた共演者やサポートしてくれたスタッフのみんなにとても感謝しています。ありがとうです。)

映像配信中なので、ネタバレみたいになることはやめときます。

集まってみること(みられる)と、映像でみる(みられる)ことは全く違う体験だと思っているのと、映像をどのように受け取ってもらえるのか分からない(想定していない)ので不安があったりするんだけど、ぜひみてもらえたらと思っています。

児玉さんが舞台上にいた残り香とともにオリジナル出演者での上演が配信中です。

よかったらみてみてください。

今後も、かまどキッチンをよろしくお願いします。

上演に至るまでにクリエーションに関わったみんなの健康と幸せ、願ってます。
そして、すべてのクリエーション環境が、誰も苦しまずに、健康なまま、ものをつくれる環境になることを願い行動していきたいなと思っておりまする。

🤟

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