FILM RED

※ネタバレっぽいのも含んでると思う

　Twitterで見かけたAdoのライブっぽいって噂だけ聞いて、特に前情報は入れず、ONE PIECE FILM REDを観てきた。

　今までのワンピースの映画とは少しテイストが違って、今時のような新しさを感じたが、ウタの歌の迫力にパフォーマンスの華やかさ、観客の声援、カメラワーク、ルフィたちの楽しそうな表情、、、

　冒頭から全身の鳥肌が止まらない。

　一曲目の「新時代」から映画は始まり、開始数分で一気にワンピースの映画に引き込まれていった。私もウタのファンの1人でライブに来たように錯覚するほどだった。

　もう、この時点で私はにやけが止まらない。

　映画の中では、ウタが何曲か歌うのだけれど、一曲一曲全てにウタの意志や怒り、悲しみを強く感じた。

　「私は最強」では自由で楽しい世界を！といった主張で、聞いてるこっちも思わずにやけてしまうようなワクワク感が溢れた。
　これも好きだったけど、私は特に「逆光」と「ウタカタララバイ」の歌い方や表情、戦闘シーンすらその曲のパフォーマンスの一部に見えてしまう演出に目が釘付けだった。あと「Tot Musica」は本当に震える。映画館で聴くべき。

　歌が最高なのに加え、やはりワンピースはストーリーが本当に良い。まあ、ワンピースのお話というよりかはウタのお話って言った方が的確かな、、？
ストーリーについてここではあまり明言しないが、残しておくとするなら、シャンクスとルフィの関係性にウタを交えるとそうなるか！！かな。あと、安定にサンジとゾロの煽り合いもかなりいい。好き。

　FILM REDは、本当に映画館で見るべき映画だと思った。映画館ならではの音響で、爆音で、観ることで迫力がかなり倍増するし、声優さんたちの演技にも圧倒される。今自分がいる空間の音の全てが、全身に心臓に響いてくる。視覚、聴覚、触覚の全てを駆使して観てるって感じ。これが最高に鳥肌。

　まだまだここでは書ききれないこと、私の語彙では伝えきれないことがたくさんあるから、是非観に行ってほしい。全力でおすすめ。

　最近、サブスクが有能すぎて映画館離れ的なとこあったけれど、映画館でしか得られない感動とか感覚たちがやっぱりあるし、お金払ってそこで観る価値はまだまだあるなって再認識できたとても良い日だった。

　これからもできるだけ、映画は映画館で観たい。