FIP闘病記#3

10/10-12投薬3・4・5日目
もうこの頃には明らかにいつもと様子が違うことを確信していた。
約1ヶ月続いていた熱は、明らかに体を触った感じで下がっているのがわかる。最近全然遊ばないなぁ…なんて思っていたけど、11日の夜勤明けの帰り道、新しいおもちゃを買って帰って遊んだらものすごい食いつきだった。てんちゃんが押され気味だったのでこの反応には意外だった。うちに来た頃から大体てんちゃんにやられっぱなしだったのに、あの巨大暴君てんちゃんが一歩引いていた。
そして、ご飯は明らかに食べる量が増えた。FIPの子の特徴で“食欲不振”“体重減少”がある。必ずみんなご飯を食べなくなり、その異変に気付いた飼い主が受診してFIPだった、というパターンが多いのだ。うちのろくもここ数日全然食べてなかったので体重は200g減って、1.9キロしかなくなってしまっていた。ウェットフードにちゅーるをかけたり(なんやねんそれ)、手で食べさせたりとにかく色々やった。それでも全然食べなかったのに、ウェットフードにカリカリを混ぜてやると、ものすごい勢いで食べた。私がキッチンに立つと目を見て大きな口を開けて、にゃー!!!と言うので私もつい甘やかしてしまい、とにかく食べる分だけあげた。(その結果、のちにカリカリは全然食べない子に育った。反省。)
あと大きな変化といったら、元々仲良しではあったけど、ソファで一緒にくっついて寝ることが増えた。もしかしたら体調の変化は関係なくて、ふつうに寒くなってきたからかもしれないが、2人が仲良しなのが嬉しかった。大体のパターンが、どちらかがぺろぺろ毛繕い→いきすぎて噛み出す→喧嘩 までがセット。でも、カメラで見るといつもくっついて寝てるのでかわいくてたまらない。

そんな中、11日の明け方、ペットシートをカサ…カサと砂をかける動作の音が聞こえたので飛び起きた。またうんちかな…と思ってみると、輪ゴムとおもちゃの破片の紐が、黄色い液にまざって落ちていた。吐く現場を見ていないのでどちらのものかわからないけれど、過去のおもちゃ誤飲事件からてんちゃんと予測した。てんちゃんは過去に私の目の前でネズミのおもちゃの「耳」をパクッと食べ、ゴクっと飲んだのだ。(しかしのちに吐いたのはてんちゃんではなくろくたんかもしれない事件が起きる。)
とりあえず他の消化器症状もないしうんこも出てるので様子を見たが、おもちゃについてる紐類は今後切るようにして、輪ゴム厳禁にした。 

癒しや…!!!
だんだん腹が目立ってきて、この頃からデブと呼ばれ始める。てんちゃんは乳首がピンク🩷なのよ。この腹につい顔を埋めてしまう。


トイレで排泄しただけで褒められるろくたん。
システムトイレで粗相が治ったとネットで見たのでシステムトイレ導入したものの、子猫のうんちはまだ軟便気味なので全然合わない。まじで普通のトイレにしたいけど、粗相が落ち着いてきたので今更変えるのが怖い。

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