マガジンのカバー画像

合奏・曲作り・演出

26
音質の揃え方、合奏練習、曲作りや演出についてのメモ
運営しているクリエイター

#音質と音量

音量の「幅」

合奏の講評で、「音量の幅を持とう」「大きい音はもっと大きく、小さい音はもっと小さく」と言われること、多い気が。今回は、単純に「音量」の大小の広げ方について。 音量は誰が作るのか曲での音量は誰が作るかって、奏者なんですけど。 その奏者がどのように「音量」の「表現」を考えてるか、そこで見え方・聴こえ方が変わってくる部分はあります。 まずは、個々の奏者の幅、その表現方法を考えてみます。 ▼ 「全体の音量の調整」については、別で記事を書きました。 ✁------- ”練習不足

「音質」を意識した音作り

合奏で、頑張っても形になった気がしない、特に音量変化を頑張っても思ったようによい感じにならない、と感じたとき、何を改善しますか? ☆ 音質に注目しよう。箏に限らず、よい音って、どんなものですか。 多分、人により、その時々で、「よい」音という定義は変わると思います。 なぜなら。曲・場面によるからです。 硬質で澄んだ音が「よい」ときもあれば、軟質でとろけるような音が「よい」ときもある。はたまた、雑味があっても強くて荒々しい音が「よい」ことだってある。 部活で多かったのが、単