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合奏・曲作り・演出

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音質の揃え方、合奏練習、曲作りや演出についてのメモ
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#イメージ

演出を考える ~曲作りとイメージの発想~

曲作りで必要になるのは、「音をどうつかまえるのか」。それにつきる。 作曲者の作ったもの、つまり他人の感覚をいかにとらえ、そして自分たちの形に練るか、というのも、一つのポイント。イメージすること、想像力、その手がかりになるひとつが、楽譜の「音の動き方」だったりします。 ☆ カメラワーク という考え方「鷹」(沢井忠夫 作曲)の講評のとき、顧問の先生がおっしゃったことで、すごく印象深く残った言葉がありました。 「複数のカメラワークが曲の中に存在する」 「作曲者の視点での風景と

「音質」を意識した音作り

合奏で、頑張っても形になった気がしない、特に音量変化を頑張っても思ったようによい感じにならない、と感じたとき、何を改善しますか? ☆ 音質に注目しよう。箏に限らず、よい音って、どんなものですか。 多分、人により、その時々で、「よい」音という定義は変わると思います。 なぜなら。曲・場面によるからです。 硬質で澄んだ音が「よい」ときもあれば、軟質でとろけるような音が「よい」ときもある。はたまた、雑味があっても強くて荒々しい音が「よい」ことだってある。 部活で多かったのが、単