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合奏・曲作り・演出

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音質の揃え方、合奏練習、曲作りや演出についてのメモ
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2018年8月の記事一覧

全体の音量の調整。パーセンテージの感覚

音量を意識するって、変化をつけたい場面で頑張るために意識することの方が多いかもしれません。 だけど、「頑張らないと変化がつかない」のは、=「変化するためのベースが作れていないから」でもありまして。 パターン1、パートが増える場面曲中で「もっとクレシェンドで音量上げて!みんな頑張って!」となるとき、実は、頑張らなくてはいけないのはクレシェンドではなく、それ以前の場所。って意識したことありますか。 曲によっては、次の展開へつなげるために、パートが増えていくけど・音量小さめでキ

演出を考える ~曲作りとイメージの発想~

曲作りで必要になるのは、「音をどうつかまえるのか」。それにつきる。 作曲者の作ったもの、つまり他人の感覚をいかにとらえ、そして自分たちの形に練るか、というのも、一つのポイント。イメージすること、想像力、その手がかりになるひとつが、楽譜の「音の動き方」だったりします。 ☆ カメラワーク という考え方「鷹」(沢井忠夫 作曲)の講評のとき、顧問の先生がおっしゃったことで、すごく印象深く残った言葉がありました。 「複数のカメラワークが曲の中に存在する」 「作曲者の視点での風景と