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合奏・曲作り・演出

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音質の揃え方、合奏練習、曲作りや演出についてのメモ
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2018年7月の記事一覧

「余韻」と視覚の優位性について

「余韻を大事にして」といわれること、あると思います。 ソロの後とか、章が変わるとき、はたまた曲の終わり方など。 余韻、とは何だろう。そして、それを「作る」とは。 聴く人の「楽しむ」ための時間3年目くらいから、段々と、技術的な指導の他に、音、音楽というものについて、OBさんから教わることがありました。特に、「人を楽しませる = 飽きさせない・冷めさせない」ための、気をつけるべきポイントをいくつか。 その中で、余裕がない状態の奏者が特に気をつけるべきことは、「間」と「余韻」、

合奏の整理整頓

大合奏、人数が増えれば増えるほど、合奏になると、全員が頑張ってしまった結果、ゴチャゴチャして困ることがすごく多いかも。曲リーダー・パートリーダーさんは、そういうとき、どうしていくのがいいかな。 ★ 役割別に整理理想は、「メロディ+伴奏」の二層になって聞こえること。 ■ メインパート しっかり聞こえるように、「前に出る」感じで演奏してもらう。 ■ 伴奏パート (1)メインパートの邪魔をしないように、 (2) 伴奏同士でそろえるように。 +αとして (3) メインパートを引

音量の「幅」

合奏の講評で、「音量の幅を持とう」「大きい音はもっと大きく、小さい音はもっと小さく」と言われること、多い気が。今回は、単純に「音量」の大小の広げ方について。 音量は誰が作るのか曲での音量は誰が作るかって、奏者なんですけど。 その奏者がどのように「音量」の「表現」を考えてるか、そこで見え方・聴こえ方が変わってくる部分はあります。 まずは、個々の奏者の幅、その表現方法を考えてみます。 ▼ 「全体の音量の調整」については、別で記事を書きました。 ✁------- ”練習不足