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和風デザイン

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デザインはどう作るのか。探求。
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2018年3月の記事一覧

デザインの基本日記  「配色編」

配色がうまくいかない場合の多くはたくさんの色をついつい使ってしまった結果招いていることが多い。まずは2色で配色をしてその上で少しずつ色の調整をすることによって、まとまりのあるデザインが作りやすくなる。 一般的に言われている配色は、ベースカラー7割、メインカラー2割、アクセントカラー1割。一番表現したいことをアクセントカラーにすることで表現したいことが何かはっきりわかりやすくなる。 なんとなく落ち着いていて物足りない場合、色相環で反対の色をアクセントカラーに持ってくると

デザインの基本日記  「文字の基礎編」

文字は情報を伝える上で最も基本的な要素。文字の特性、印象を知ることで効果的なデザインをすることができる。 文字にはいくつかの種類があり「ゴシック体」「明朝体」はもっとも有名な分類である。一般的にゴシック体は視認性が高く見やすい。そのため、交通看板など遠くからみても意味を捉えやすい。そして、力強い印象を与える。 一方「明朝体」は抑揚のあるラインで可読性が高いため、長い文章などで用いられていることが多い。そして繊細な印象を持つことから、女性らしさや高級な印象を与える際に用いら

デザインの基本日記 「レイアウト編 」

写真やイラスト、図、テキストなどデザインする要素をどのようにレイアウト(配置)するかがデザインの仕上がりの肝になる。 同じような情報を連続して並べる場合、リズムをつけると心地よくみせることができる。リズムが崩れると不安定に見え、安心感がなくなってしまうため、同じような情報は制限を作り、リズムよく見せることを意識するのが大切だ。 一方で、リズムを作ることができれば、そのリズムを崩すことで目立たせることができる。同じような情報でも強調したいものとそうでないものの差をつけること