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Z世代のあなたに。                            想わないと何も実現しない、かも。       

ダットサン、ヒルマン車を一生乗れないだろうなという絶望の青春時代を過ごしていました。当時、日産ダットサン(180万円)英国産ヒルマン(200~250万円)。学卒初任給15000.程度。学生アルバイト日/350~500円。

 何も過去の悲惨な状況から不死鳥のように蘇ったことを言いたいのではない。
 当時は、兎に角、・・が欲しい、・・をしたいと欲望が渦巻いていた。「夢」などという小奇麗な言葉は恥ずかしくて言えない。

 洋服も冬用と春用の2着のみ。
当時は誂えのみで既製服は未だ発展段階であった。
靴もかかとがゆがんだ一足を潰れる迄履いていた。

 当時の社会的価値観は、兎に角出世することであり24時間働けますか!であった。
 その象徴的なことは、黒塗りの運転手付き社用車に乗ることがステイタスであったが、
 サラリーマン10年もすると大方の構造が分かり始めてきて、
黒塗社用車は無理と思う情報が色々入ってきた。
 また、支店のトップの地位も同期生40名の中で10%程度しかなれないということも分かってきた。

可能性を無視した想いを兎に角、欲望に駆られて幾つも持つことにした。
 ① 東京大手町のビルで仕事をする。
 ➁ 大阪御堂筋で自分がトップで事務所を持つ。
 ➂ 米国に支店をもって行き来する。
 ④ 起業して社員数は50~100人のビジネスをする。
 ⑤ 社会的に容認されている組織の会長になる。
 ⑥ 男声合唱団の団長になる。
 ⑦ 米国のマネジメントメソッドを導入して、一儲けする。
 ⑧ マンションを買う。
 ➈ メルセデス、ジャグア、クラウンに乗る。
 ➉ 外国旅行は年に一度はする。
 まだまだあるのだろうが、忘れている。
 しかし、
 未だ、実現できていないことが一つある。
   長年のこれは「夢」なのか。   
 ⑪ ハワイの大学で「経営心理学」の研究がしたい。
   今はその実現に向かっているのだが・・。

 結局想ったことは、90%以上実現できた。
 


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