織田信長の、天下布武は用意周到の「理念による独裁経営」であった。なぜか、 信長待望論が、何度も出るのか。
ロングセラーである。
信長物のドラマや本が売れている。
時代が、混とんとしてきた時や先行きが見えない時には
必ず「織田信長」物が出てくる。
ここ数十年間にも何度か繰り返されてきた感がある。
英国サッチャー首相の理念とその判断に世界は着目した。
同時期、米国レーガン大統領にも強いリーダー像を見た。
果敢に決断し実行するリーダー像を
求める社会風潮はことある毎に
現れる。
古今東西成功した経営手法は全て「理念による独裁経営」である。
その理念は広く社会性を持ち、
参画する人たちで民主的に決定し実践する。
だからと言って、
管理オンリーではやらない。
間違っても、ブラック企業ではない。
信長物には多くの解説がつくが、
共通して言えることは「理念」が通っていて
その理念に基づいて戦国時代を生きてきた。
信長は、決して独裁者とは言われていない。
非常に独特な考え方を持っており、
それを用意周到チャンスを狙い
実践してきたように伝記物やドラマでは描かれている。
コロナ禍の現在、
「理念による独裁経営」が求められている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?