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出産レポ②

7/3 4:30 

腰の痛みで目が覚める。陣痛が来たような気がする。

6:00 

入院室から陣痛室へ移動NSTつける
定期的に下痢のような痛みを感じる。陣痛?
NSTの一番右の陣痛の数値が最高90までいく。


8:00 

いい感じで陣痛も来てるのでいける(何がかしらんが)と思いきや、なんか破水も陣痛も中途半端みたいねと先生に言われてショックを受ける。
なにか子宮を広げる処置とバルーンを入れられる。圧迫感あり。


8:30 

朝ごはん残さず全部食べる合間に2回陣痛きて悶絶。このあたりから「マメに酸素を」と「力を入れても痛いのは痛い。痛みを受け入れよう」とイメージを整える。NSTの数値が上がる時にうまく息を吐いて逃す。でも正直ギリギリ。

9:00

バルーンの先に重りをつけてさらに引っ張る。という原始的なことを行う。まじか。

そして促進剤も投入される。

促進剤はやりたくなかったなぁーなんてもう遅い。みんな促進剤はキツイと言うイメージだったので。

10:00

旦那さん到着。到着して早々に腰をさすってもらう。正直立ち合い出産に消極的だった。何か暴言吐いたらどうしようとか、色々もうさらけ出してしまうとか。だけど立ち合い出産して良かったと心から思う。こんなに協力的な人は居ないと後からでも感じる。

12:00

バルーンが抜ける。推定6cm。お昼ご飯を旦那さんに食べてもらい、自分は旦那さんが買ってきた鮭おにぎりを食べる。鮭おにぎり食べてる間に2回陣痛が来る。キツイ。3分ペース。バルーンが抜けたのであぐらになっていきみ逃しする。

13:00

あぐらでも逃せなくなってきた。とにかく呼吸ができない。助産師さんに言ったら木馬が登場。これにまたがってより一層痛い。いい感じの陣痛の波が来ているそうだけど、気が狂いそうになってきてとうとう「痛い!」と叫ぶようになる。

14:00

子宮口8cmになり、ベッドに横になり、旦那さんの腕とベッドの柵を掴んで短く息を吐く。それでも2回に1回は絶叫するぐらい痛い。そんななか一緒に呼吸をし続けてくれた旦那さんと助産師さんには感謝しかない。

14:30

絶叫と呼吸を繰り返し、遂にヤバイ出したいという感覚が来る。

咄嗟にナースコールを押す。出したいと。

確認してもらうと子宮口全開との事。分娩台に移動。

そうして分娩台に移動して陣痛のキツイところでいきむがうまくいかない。「吐いて、吸って、一番キツイところでうんこを出す。お尻の穴を上に向ける」と言われても中々うまくいかない。出来ない事に焦りを感じる。このままだと体力が無くなるから、次のトライで会陰切開をして少し補助をして出す事に。

うまく出してあげられなくてごめんね。とまだ見ぬ我が子を思って泣きそうになる。

すると次のトライの時に旦那さんが来て「頑張れ」と言ってくれ、助産師さんにお腹を押してもらい、色んな努力の結果我が子の頭が見えた。「次肩出すよーもう一回!」と言われてもう何がどうしたかわからないが頑張る。

15:30

気がついたら終わってた。

それから20分くらい分娩台で処置をしてもらう。

マメに対して助産師さんや看護師さんが「可愛い」とか「目が大きいねー」とか言ってくれて、あんたらあんだけ迷惑かけたのに天使か!!って思った。すごいよ。感謝しかないよ。

16:00

車椅子で陣痛室に戻る。もう体がバキバキで動けない。出産から2時間は家族で過ごしましょうとの事で、生まれたての我が子を見ては「可愛い」と思う。旦那さんからは「よく頑張った」と言ってくれて出産して良かったという幸せ気分のアドレナリンが放出される。もうとにかく写真を撮る。

コロナ禍の中で「立ち合い出産1人まで」を許可してくれた病院に感謝。しかしマスクしながらのお産はキツかった。

そんななか体温計は37度8分。えぇ!?って言ったら普通だよとの事。

17:30

2時間たったので陣痛室から病棟に移動。

旦那さんとはさようなら。

我が子は今日はナースステーションで預かってくれるとの事。

トイレに促されるがでない。というかもうお股が血塗れで、ずっとなんか破水してる時の感覚が取れない。バシャバシャ出てくる。これが悪露というやつかと納得。

そして満足に歩けない。恐怖。

18:00

晩ご飯が運ばれてくる。しかし食べれない。半分食べて諦める。その後で薬を飲む。そうしてもう一回トイレへ。会陰切開しているから痛いんじゃ?と思うが痛くない。なぜ。不思議。

そういえばここの先生会陰切開が上手い先生だって誰か言っていたような。

正直会陰切開にまじでビビっていたけど、今のところそこまでではない。先生によるかもしれない。

20:00

身近な友達などに出産報告を行う。

22:00

そうしてピコピコしているうちに「出産当日はアドレナリンが出て眠れない人が多い」という事を思い出す。なので全部の照明を落として、寝たまんまヨガのアプリを実行し寝る努力を行う

すると本当にあっさり寝ました。

夜中看護師さんが覗きに来た時もグースカ寝てたらしい。そんなお陰で回復は早かった。

出産の荷物で必要なかったもの

①ウィダインゼリーやカロリーメイトなどの軽食

理由:ノンストップの陣痛なので旦那さんの持ってきたコンビニおにぎりがちょうどよかった。

※ただし、ここで食べなかった軽食は産後の里帰り終了後活躍します。食べる暇もないぐらいの夜が度々訪れて疲弊してエネルギーってなったので。だからやっぱり買ってて損はないかも。

②小型扇風機

理由:そんなものに上手く当たっていられない。

出産の荷物で必要だったもの

①ペットボトルストロー

もうこのストローじゃないと陣痛の合間に咄嗟に飲めない。

②ペットボトル飲料(アクエリアス系)

もう事前に買っておきました。これが正解。都度病院の自動販売機に買いに行こうかと思ったけど、そんな事している時間ない。

③テニスボール

旦那さんに託しました。使い方はうまかった。

④産褥ショーツ

このショーツを履かずに出産する気がしれない。助産師さんに全てを委ねられるマストアイテム。

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