中型車はアクセルオフを遅めに

以前別のブログで書いていた記事です。仕事で教習指導員をしているので、ぼくの文章では車の運転に関する話がちょこちょこ出てきます。
ちなみに、もう中型は免許取得済みです。
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中型の修了検定に落ちた。というわけで補修教習を受けることになったのだが、そこで聞いた話でけっこう得るものがあったのでメモとして記入しておく。

・中型車はクラッチペダルの位置が普通車よりも高めに作られているため、クラッチが切れるまでが普通車よりも相対的に長い。だから、シフトチェンジする際は、アクセルオフをMT普通車よりも遅めにする。

・路端停止を狙う際には、左のドアミラーがポールに接触しないように、だいたい30cmくらいの間隔を開けておく。そうすれば縁石に十分寄れている。

・上り坂の中腹から発進する際は、中型車はトルクが強めに設定されているのでエンストしにくいようになっている。あまり心配しなくてよい。

・シフトレバーを2→3(普通車でいう1→2)に入れるときは、ニュートラルを経由せずに、左斜めに下ろすイメージで入れると上手くいく。人間の体の構造上、2→3に下ろそうとすると体側にレバーを引いてしまう。そうすると、下手すると5速に入ってしまう。確実に3に入れるために、左下斜めに下ろすイメージでシフトレバーを引くとよい。

・わざわざ前傾姿勢を取る必要はない。ふつうに腰かけて、ハンドルの位置を調節してかまわない。運転しやすいように調節しよう。

・危ないと思ったら待っておく。これは自分が教習生に教えるときにも使える。「迷ったら/危ないと思ったら待ってて/止まっててください」と言おう。

また、今日聞いたわけではないが、同じ指導員から聞いた面白いところでは、

・前進の課題のときは後退一回で切り返し一回のカウント、後退の課題のときは、前進一回で切り返し一回のカウント。

・踏切で非常用ボタンを押したあとに、車を出したりしたので止めたいときは、非常用ボタンのあたりに電話番号が載っているので、そこに電話して止めてもらおう。

とりあえず以上。またなにかあれば追加していく。

2023/08/07

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