頭の中の整理③

以前別のブログで書いていた記事です。2022年のもの。
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続き。

 HiNativeにハマって、その結果日本語がわかっていないことに気付き、日本語について書かれた本を読みふけるようになった。その過程で、かつて失っていた読書の習慣を取り戻した。

 日本語について理解を深めるとともに、外国語の勉強も始めた。

 最初は、せっかくマジックをプレイしながら英語の能力を飛躍的に高めることができたんだから、英語マスターでも目指すかと、英語の勉強に力を入れていた。ポッドキャストを聴いてリスニング能力を上げたり、英語で日本語の質問に答えるようにしてライティング能力を上げようとしたりした。HelloTalkというアプリを始めて、そこで英語圏の日本語学習者とコミュニケーションを取ってみたりした。そんなに苦労しなかったし、英語を褒められたりして、勉強しててよかったなと思った。
 英語に加えて、まず始めたのが中国語、それも台湾で使われる中国語を勉強し始めた。中国語にそんなに種類があるのかという話だが、これは種類がある。分けて考えておいた方が良い。
 台湾で使われる中国語でも大陸で使われる中国語でも、どちらを勉強しても意思疎通は可能で、同じ言語と言えばたしかにそうなのだけれど、僕が台湾で使われる中国語=台湾華語を勉強しようと思ったのは、
 ・注音符号で読むようにすると、後々発音が綺麗になる
 ・ピンインだとローマ字読みに引きずられて読みがヘタクソになる
 ・簡体字は見た目になじみにくく、繁体字は日本の旧字体に似ているし、これがわかるようになれば日本語の古めの文献を読むときに重宝するのではないか
 こんな感じの理由があって、台湾華語を選択した。HiNativeで質問してくるのも、大陸よりやや台湾の人のほうが多く感じたからというのもある。

 台湾華語の勉強は、しかし、教科書の半分ちょいくらいやって放り投げてしまった。どう頑張っても独学では発音の壁が乗り越えられないと思ったのだ。スクールに通って習おうかとも思ったが、そもそもコロナウィルスがあるせいで対面での授業は台湾人でさえ嫌がる。そらそう。というわけでオンラインかとなるのだが、僕の部屋で受信するWi-fiの電波はオンライン授業にはとてもじゃないが使えた代物ではない。というわけで、行き止まりの壁にどーんとぶつかるように、打つ手が思いつかなくなってしまった。日本語を教えるためじゃなく台湾の文化に対してもう少し興味があれば勉強も続いたのかもしれないが、正直そこまで興味があるわけでもないので、モチベーションももたなくなってしまった。

 語学の勉強のコツはなんといっても、モチベーションだなぁと、改めて思う次第である。

2022年3月15日

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