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向いてないに出会った分だけ、向いてるに出会う

私が最初に働いたのは、忙しい飲食店。

そこでのパフォーマンスは「ひどい」以外の何者でもなかった。


それは忙しい時間帯(ピーク時)になればなるほど顕著になり

やるべきことはいとも簡単に頭から抜け落ちるし

優先順位を間違えて、結果時間がかかるし

何が何だか分からないまま動き回っていた。

焦りすぎて、お客さんの目の前でパフェを落として
真っ青になったのも、今となっては笑えるが….。


20代前半の私は

(あ、私って仕事できんのかも)

と思ってたし

その一件で、ちょっと未来が心配になった(笑)


でも、これから末長く働く予定なのに
この状態はいくらなんでもマズイ。

“こんな私“でも上手くできることを
見つけなければ
と思って

諦めずにまずは分析を始めてみることにした。

すると、向いてないことの中から
今後についてのヒントやら
向いてることが少しずつあぶり出された。


まず、忙しい飲食店に求められるのは

その場その場のテキパキとした対応
(いわゆる頭の回転の速さ)

あっちこっちから言われたことをちゃんと
記憶して、1つずつ実行していく力
(記憶力)


残念ながら、私は頭の回転が遅い。

だから3分で答えを求められても
使い物にならないレベル。

でも、30分あればいい答えを出せるし
3日くれれば超いい答えを出せるタイプ。

記憶力もない。

基本、客の顔は1秒後に忘れているし
常連の顔も、よっぽどその人に特徴がない限り
覚えられない。

あれしてこれしてと言われた5秒には
えっと…何だったけ⤵︎ 状態。
(この世で1番苦手な遊びは神経衰弱)

その代わり、新しいアイデアを生み出したり
創造力を働かせて形にするのは得意。

店では散々だったが、インスタの運用は上手で、
美味しそうに見える料理の写真やそこに添える文章
さらに外国人も読めるように必ず英語を下に添えていたことで
フォロワーが伸び、ありがたがられた。

ということで

向いていない飲食店の労働から
得たデータはこうだ。

【私が輝く条件】

×記憶力が必要な場所
○創造力が活かせる場所

×忙しい場所
○ゆったりした場所

×即決力が必要な場所
○考える時間がある場所


ということで

金輪際「×」の場所には近づかないと決めた。
その代わり「○」の場所に近づこうと決めた。


その読みは的中して

次に働いた
ゆったりとしたホテルでは

「同じ私」なのに
怒られることもほとんどなく
喜ばれることが増えた。


その後色んな職を転々として
追加で分かった情報は

×年功序列で保守的な環境
○自由で風通しのいい環境

×チームワーク
○1人でのびのび

×出勤
○お家

×就職
○1人で試行錯誤


という感じで

世間や誰かにとっての「○」ではなく
私の中の「○」の数を増やせば増やすほど

私は輝いていったし
快適に生きられるようになった。


その時にふと思ったのだけど

「私」を「環境」に合わせて無理して変えようとするんじゃなくて

「環境」の方を「私」に合わせてどんどん変えてあげる方が

絶対に上手くいくし

楽だし、幸せだし、感謝されるし

手っ取り早いよ。


生まれ持った能力とか性質とか性格って
変えようとして簡単に変えられるようなもんじゃない。

ていうか、変える必要なんてないんじゃ、と思う。

素材を活かした方が、絶対にいい。

苦手なことを克服するなんていう苦行をしなくても
やり方次第で十分楽しく生きていける世の中だから

例え現在や今後
向いてないなと思うことに当たってしまったからといって

諦めることなく「私がとことん輝ける環境」を見つけ続けたら
生まれ持った能力とか性質とか性格を活かせるものに
いつかたどり着く。

そっちの方が、圧倒的にいいこと尽くしだと思う。

現在

生きにくいな

自己肯定感が低いな

私は使えない人間だな

と思っている人は

ラッキーだと思う。

そう思った数だけ

自分にとっての
「○」を見つける機会があるのだから。


いやだ、不快だ、むずかしい、しんどい、つらい

そう認識できた分だけ

それを避ける生き方を選択してもいいんだ。

だからどうかそれらを1つずつ

丁寧に裏返してみてほしい。

そこに、あなたにとっての「○」を見つける機会が
わんさかあると思うから。


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