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自分が変えられることだけに注目する

人間は1日に6万回考え方をしているらしい。

膨大な数だ。まるで宇宙だ。

わたしは、どうせ6万回考え事をするなら楽しいことを考えていたい。

楽しくないときもあるけど、そんなときは自分が変えられることだけ考えたい。



この世には、自分がすぐにでも変えていけるものと、自分がどうこうしたところで変えられないものがある。

そう思うきっかけになったのはコロナだ。


みるみる変わっていく世界に対してヤキモキしても、何も変わらないことを知った。

仕事も失い、当時アメリカに住んでいた恋人には2年会えなくなり、せっかく海外に住んでいたのに家に引きこもる生活をせざるを得なくなった。もう散々だ。


だ け ど!


この状況をわたしは変えることができない。

そこで、何でこんな事になってしまったの?!というやるせなさを一旦手放し、

その状況の中でわたしが今できることって何だろう?って考えることにした。

そして、それは驚くほどたくさんあることに気付いたのだ。



まず、時間がめちゃくちゃ増えた。時間持ちになったおかげで、とある長年の夢をおうちで叶えることができた。

海外渡航記を本にするということだ。

これは自分で文章を整理し、Kindleの電子書籍として販売した。

電子書籍を作るという経験は、多分相当な時間がないとやらなかっただろう。

自分で手間をかけて作った一冊は、ページ数は少ないし、表紙だってちんちくりんだったけど、それでもわたしには財産のような経験になった。


他にも、あの時自分ができることをやり尽くした結果、今に生きているものが山ほどある。


現在仕事の一部で動画編集を行なっているのだけど、これは当時のおうち時間で学んだことだ。

あの頃TikTokで日本語を教え始めたおかげで、オンライン授業をして欲しいという依頼が増えた。

また、お洒落なショッピングモールには行けない分、ハイキングをして美しい景色をたくさん見ることができた。


あの頃は全く気付かなかったけど、今振り返ると

今自分が変えられることは何か?

ということを考え続けてきたことで確実に変えることのできた未来がたくさんある。



今は物騒な世の中で、ストレス社会で、そんな世界に浸っていると、知らないうちに消耗していたりする。

もちろん、何でこれはこうなんだ!!何であの人はああなんだ!って思う機会はたくさんある。


でも、悲しいことに物事や他人は簡単には変わらない。

だったら今すぐ変えられるものだけに集中しようと思う。


今すぐ変えられるもの———


それは、自分だ。


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