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NESTEアウトプット3

骨格系

 人間の骨の数は206である。体で一番長い骨は大腿骨(太もも付近の骨)であり、一番小さいのは内耳にあるあぶみ骨である。


 骨の役割

1.体を支持する。2.筋や腱などの張力を受け、てことして作用し、運動を作り出す。3.脳や内臓などの保護をする。4.カルシウムやリンなどのミネラを貯蔵し、それらの血中濃度を一定にする。5、骨盤で造血をする。

 骨の種類

1.短骨・・・手根骨、足根骨

2.扁平骨・・・腸骨、肩甲骨

3.不規則骨・・・頸椎

4.長骨・・・大腿骨、上腕骨

5.種子骨・・・膝蓋骨(パテラ)

 4の長骨に関しては、骨幹、骨端、骨端軟骨版、骨膜がある。

骨組織

 骨は、体の中で最も硬い組織であり、60、70パーセントはカルシウムとリンで構成されています。25、35パーセントは水分である。弾力性や張力に対する抵抗性を持ち(コラーゲンの働き)、硬質で圧縮に対する抵抗性を持つ(ミネラルの働き)。

 骨の成長

 骨は、骨端軟骨版の骨化により長くなり、骨膜が硬くなることで太くなる。骨は長軸方向の圧力に対して最も強く、メカニカルストレスにより反応し、成長しやすくなる。思春期直前の時期は骨に対して横軸方向の力や長軸方向への過度な圧力によって、ヒビやずれを引き起こしやすく、骨の成長に影響を及ぼす可能性がある。

 骨吸収と骨形成

 骨は、ウルフの法則というものがあり、骨の構造や形状はその骨に対するストレスの量、方向によって決まる。これに従って、骨は吸収と形成を繰り返し成長していく。ウエイトトレーニングは骨形成を促進するので、骨の量が増える。

 関節

 関節とは、二つの骨の間の結合部分である。

 種類も2種類があり、

 1、可動性が全くない、または微かにある不動関節

 2、可動性が大きい、滑膜が存在する可動関節

可動関節の特徴として、

・骨と骨を結合 ・線維結合組織の被膜が骨と結合 ・被膜が滑膜を覆う ・結合部は硝子軟骨でおおわれているが、線維軟骨の場合もある。・関節内の摩擦を減らすための液体、滑液が存在し、関節の動き方で滑液粘度が変化。





可動結合関節にも種類があり、

1.鞍関節 鞍型の2つの骨が2軸性に動く。例 母子の手根中手関節

2.顆状関節 楕円上の長軸方向と短軸を中心として動く。例 中手指節関節

3.蝶番関節 1軸性の動きのみ 例 上腕尺骨、膝関節

4.平面関節 表面が平らな2つの骨の平滑運動が可能 例 肩鎖関節

5.車軸関節 1軸性の1次元(1回転する)に動く 例 環軸関節、橈尺関節

6.多軸関節 全方向に動ける。 例 股関節、肩関節



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