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妊娠中のギックリ腰はなぜ起こる?



一般的にギックリ腰といわれる急性腰痛は、いまだ原因ハッキリ分かっていません。

突然起こる激しい痛みによって、寝返りを打ったり、自分で立ち上がったりできなくなります。
トイレに行きたくても、下着を降ろすことも、トイレに座ることもできないのです。

そんな辛い経験をした方は、少なくないのではないでしょうか?

妊娠中は、リラキシンというホルモンの影響で、関節や靭帯が緩み、妊娠中の特別な姿勢「反り腰」の影響で筋肉が硬くなることで、妊娠中はギックリ腰になりやすいといわれています。

妊娠中にギックリ腰になったときに、慌てずにすむ対処方法と予防方法についてお話しします。



筋肉の疲労が少しずつ蓄積され、腰痛となります。
その状態を我慢して放置してしまったときに、重い物を持ったり、クシャミをするなど、何らかの拍子で腰に負担がかかり、突然の激痛がおこることで動けなくなってしまいます。

最初は、軽い違和感を感じるだけで、そのまま動き続けることができるケースがありますが、翌日には、違和感ではなく激しい痛みとして感じることが多いようです。

極度の痛みによって、筋肉の状態は緊張し、後ろへ背中が曲がるように、腰周囲が硬直している状態です。



ギックリ腰は、いつ誰がなっても不思議ではありません。
下記のように、とくに注意が必要な方は、しっかりと予防を心がけるとよいでしょう。
また、妊娠前に準備をしておくこともひとつの方法です。

冷え性の方
元々、腰痛のある方や、ぎっくり腰の既往がある方
急激に体重が増えた方
経産婦
猫背
運動不足の方、筋力が弱い方
肥満
喫煙
長時間同じ姿勢で仕事をしている



少しでも腰痛を感じたら放置せずに、適度な運動や、ストレッチを行ったり、マタニティ専門の整体を受けるなど、しっかりとケアを行いましょう。

痛みを我慢して動き続けることは危険です。

また、身体が冷えていると筋肉が硬くなり、血液循環が悪くなってしまいます。
更に腰に負担がかかることで、腰痛の悪化やぎっくり腰に繋がります。


身体を温める食べ物や、飲み物を積極的に摂るようにしたり、冷えすぎないように服装に気をつけましょう。
普段から、ストレッチを行ったり、身体を温める工夫をしたり、骨盤ベルトを適度に使用したりするとよいと思います。




痛みの激しさに、耐えられず、つい救急車を呼んでしまいたくなりますね!
じつは、ギックリ腰だけでは、生命に関わらないので救急車を呼ぶのはNGです。
まずは、安静にすることが1番大切です。


鎮痛剤やシップは、妊娠中は時期によって使用できませんので、産婦人科の医師に相談して処方してもらうと良いでしょう。



通常、腰椎(背骨の腰部周辺)は、前方に向かって、緩やかなS状に弯曲してしています。

ギックリ腰の方の腰の状態は、腰の曲がったお年寄りのような状態です。
強い痛みが原因で、後ろへ凸状に曲がって、筋肉が固まり、可動域が狭くなってしまった状態です。

マタニティ整体では、この硬くなってしまった腰や臀部の筋肉を緩めていき、血行不良を改善し、痛みを緩和していきます。

今は、まだコロナの心配があり、なかなか整体院に通うのも気が引けますよね!
自宅で簡単に出来るセルフケアを行うと良いかと思いますよ。

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