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腰痛と股関節痛

妊娠すると、妊娠初期から分泌されるホルモンの影響により、関節や靭帯が緩くなっています。お腹が大きくなるにつれ、反り腰、ガニ股になってくると身体の痛みやさまざまなトラブルのもとになります。
現代の女性は、もともと筋力がありません。毎日、畑仕事をしたり、自転車や徒歩で移動することが普通だった時代の女性とは違います。今持っている筋肉をしっかりと保てるように妊娠中の運動は大切です。妊娠中は、お腹の中の赤ちゃんを守るために脂肪がつきやすくなっています。大事をとって静かに過ごすなんてことは通常は必要ありません。特に問題ない場合は、身体を動かさなければ、体力も筋力も落ちてしまい、出産や育児に影響を与えてしまうほど体力が落ちてしまいます。

妊娠中の方にオススメしたいのは、歩くこと❗️
ウォーキングは全身運動。正しい姿勢で歩くことは、体重増加を防ぎ、出産や育児を乗り切るための体力を保持できます。
血流が良くなるので、肩こりや腰痛、足のだるさなどのマイナートラブルにも効果があると思います。

正しい姿勢で歩くって…?
ポイントは、大股で歩く、少し早めに歩くことです。

背筋を伸ばして、数メートル先を見る感じです。ちょっと上を向くくらいがちょうど良いと思います。足は、しっかり上げて踵から着地するようにします。手は、大きく振りましょう。
最初は、15分くらいから始めます。少しずつ時間を伸ばして行き、出産を迎える頃には、1日にトータル60分を目標にしてみて下さい。

ウォーキング前は、軽くストレッチをして下さい。
水分補給はしっかりと行いましょう。
体調が悪いとき、お腹が張る時は無理をせず、お休みして下さいね。

正しい姿勢で歩くことは、全身の筋肉を正しく使えるという事です。筋力の保持は、身体の歪みを防ぐことにも繋がります。


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