体幹筋の使い方、意味

体幹の鍛え方について、ドローインが主流なこの頃だが、他にもやり方は色々とあり、また、その意味や効果も違うので少しまとめていきたい思います。

体幹筋を使う意味について、3点ほど。

1、体幹筋を鍛える、安定させる(コアマッスル、ローカル筋)
ここでの体幹筋とは、腹横筋や内腹斜筋、骨盤底筋、多裂筋などの腰椎や骨盤を安定させる筋肉とします。
これは、腹圧呼吸によって、トレーニングできると考えます。
やり方は前回のデッドリフトの所でも書いたように、息を吐いて下腹部を膨らませ、そのまま息を吸って更にお腹全体をパンパンに膨らませて腹圧を高めます。
お腹は圧をかけたまま深い呼吸を繰り返します。

2、腸のマッサージ
これはドローイングや腹式呼吸を繰り返すことで、内臓が圧迫されたり、ポンピングされることで、腸がマッサージできると考えます。
やり方は息を吐いてお腹を引っ込ませ、肛門や骨盤もしめる。そして、息を吸うときにお腹を膨らませていきます。どちらかというとオヘソあたりから、上腹部のイメージになるかもしれません。

3、横隔膜を使いやすくする
腹圧呼吸によって、腹腔が拡がることで、横隔膜の可動範囲が拡がります。また、体幹筋が働いて、肋骨や胸骨を安定させてくれるので、横隔膜が機能しやすくなります。横隔膜が大きく、柔らかく動くことで、更に呼吸が深まり、体幹が安定してきます。

体幹筋や呼吸筋を働きやすくすることは、腰痛予防や改善、アスリートのパフォーマンス向上、発声や声量アップにも繋がります。

日々、自分の体でも試して、実感しながら、パフォーマンスにも活かしていきたいと思います☆

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