妄想とかいう最強の二次創作の話。

 唐突ですが、私「週刊少年サンデー」というマンガ雑誌を愛読していまして、ここ最近いろんな作品がアニメ化されたり、マンガ大賞を受賞したりと明るいニュースが多くて大変喜ばしい限りであります。

 今年、「舞妓さんちのまかないさん」「古見さんはコミュ症です。」がアニメ化され、去年には「魔王城でおやすみ」「トニカクカワイイ」がアニメ化、「トニカクカワイイ」は2期の制作が決定しています。また、「よふかしのうた」が来年ノイタミナ枠でアニメ化が決まっています。
やっぱり好きな作品、応援してる作品がアニメ化されるのって、一つの目標というか、願望のひとつですよね。

 ところで私には、漫画を読むときの自分なりの楽しみ方がひとつあるんですね。
それが「もし、この作品がアニメ化されたらどうなるか?」と、妄想しながら読みすすめることです。
「声優は誰になるのか?」とか、「制作会社はどこか?」とか、「主題歌は誰かな?どんなかな?」とか、もういろんなこと想像しながら読み進めるのがめちゃ楽しいんです。
これって別に漫画とか好きな方ならよくやると思うんです。なんなら漫画に限らず、小説とかゲーム作品とかもアニメとかドラマ化を想像したりしますよね?

 ここまではいいんです。想像するのはタダですから。自分の思い思いの身勝手な想像で楽しみまくるんです。
しかし、いざ実際にアニメ化して、その瞬間まではいいんですが、本物のアニメーションを見たとき「あれ、想像してたのと違うな…。」となりがちなんですよね。
 そら、トーシロが夜寝る前の数十分で考えたものと、プロが何年、何ヶ月もかけて作り上げたものを同じ土俵に上げるなと思うんですが、でもやっぱり自分の理想のハードルって高く設定しすぎて、現実的でないことのほうが多くて、自分で勝手にうーんってなっちゃうんですよね。典型的なイタい原作厨ですね。
 逆にアニメから入って原作を読んだりすると、完全にその声優さんの声で脳内再生されるんですけど。
 ちなみに、「魔王城でおやすみ」のキャストはかなり妄想に近かったです。とくに小山力也さんのトゲちゃんとかめっちゃ良きでした。

 当然、アニメを作って下さった方々に文句を言うつもりは毛頭ありません。もう動くだけで感謝。音が付いてるだけで拍手。
アニメ見て勝手に幻滅するくらいなら、じゃあもう一生妄想だけしてシコって寝てろや、って話なんですが、結局ホンモノのアニメに勝る妄想なし、なんですよね…。
それに実際にアニメ化まで漕ぎ着ける作品ってなかなかないですからね。無理なら自分で妄想するしかないんすよ…。

 今後もほどほどに妄想を楽しみながら、アニメ化を夢見、現実となれば全力で感謝し、漫画もアニメも楽しみたいですね。

 結局何が言いたかったかというと、「僕はサンデー作品が好きです」という自分語りと、「よふかしのうた」のアニメ化めっちゃ楽しみやな!ってことでした。
PV見た感じかなり期待できそうですし、とにかく原作の雰囲気とか再現できてるかとかも注目したいですね。




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