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植物細胞水® とはどんなもの?

高温の水蒸気(※水を加える)で
植物に含まれる成分を抽出する
水蒸気蒸留法で精油を抽出する際に
できる水分が、芳香蒸留水です。


アロマウォーター、
ハーブウォーターなどと
呼ばれることもあります。



この芳香蒸留水は、


化粧品の基材や加湿器に入れたり、
そのまま化粧水として
使われるのが一般的です。


それに対して、
植物細胞水は水を一切加えず、
植物だけの水分を
取り出す特殊製法です。


それでは、植物細胞水の特徴、特性を
詳しく解説していきます。



✅植物細胞水とは?


植物から水だけを抽出した、無色透明の水で、植物の種類や部位によって、
水の特性や香りが異なります。


水を使わない『低温真空乾燥法』という国内で唯一の技術で蒸留を行うため、香りの変質や酸化などが少ないのが特徴です。


植物から水や香り成分を抽出する技術で、低温・無酸素状態で
植物の水を抽出することができます。


この方法で抽出された植物細胞水は、酸化や香りの変質が少なく、
一般的には植物から香り成分を抽出する水蒸気蒸留よりも
高品質なものとされています。


つまり、植物細胞水は、植物から得られる
高品質な水分だけで、 出来ています。
植物の種類や抽出する部位( 花・葉・樹皮・根) によって、
水の特性や香りが異なります。


✅植物細胞水の抽出


植物から細胞水を取り出す方法では、
減圧蒸留という方法を用います。


蒸留機内の圧力を下げることで、低温・無酸素状態で
植物の水を抽出する技術です。


これは35℃の低温で植物を固形部分と液体部分に
分離する技術です。

低温・無酸素状態で蒸留を行うため、
香りの変質や酸化などが少ないのが特徴です。


一般に植物から香り成分を抽出する技術には、
水蒸気蒸留という方法があります。


これは植物の花や葉などを水蒸気で蒸し、蒸気と一緒に出てくる
香り成分を冷やすことで、芳香蒸留水や精油を得る方法ですが、


一方、減圧蒸留乾燥法では、一切の水を使用することなしに、
植物から直接、芳香水や精油を抽出できる技術です。

減圧と低温での蒸留は、水を加えることなく植物に含まれる水や
精油成分の抽出を可能にします。

これらの条件は、蒸留水の酸化を抑え、特定の性質を持つ水を
得ることが出来ます。


✅植物細胞水の蒸留例



ハマナス



✅蒸留製品


植物細胞水
エッセンシャルオイル


✅植物細胞水の化学分析


●表面張力とエネルギーの高さ



水などのエネルギーを調べるには
【表面張力】という一つの指標があります。


この値を調べることで、その水がどの位の
エネルギーを持つかの一つの指標となります。

水分子の振動が大きくなると、水は、温度が上がるにつれ、
エネルギーが高くなります。


この表面張力は、温度に依存し、温度が高くなると下がり、
温度が低くなると上がる特徴があります。

普通の水の表面張力は、温度に依存しますが、

機能性を持った水の中には、低い温度でも、
表面張力が低いものがあります。


通常、蒸留水や水道水の表面張力の値は、20℃で、
72.8dyn/cm (イン/センチメートル) ですが、水の温度を上げていくと、
この表面張力の値が58.8dyn/cmまで下がります。


水の温度が高くなるにつれて、
水分子の運動が活発になるために、
表面張力の値が下がるのです。



春ウコン水やハマナス花水の表面張力を測ってみると、
100℃の熱湯より表面張力が低い水だということが分かります。

今までに調べた細胞水の中では、ハマナス花水の表面張力が一番低い数値でした。



ハマナス花水を飲んだ女性から、この水をはじめて飲んだときに、身体の中が震えて、衝撃を受けたという話をよく聞きます。

2回目からは起こらないようですが、

おそらく、細胞水と香りの振動が
関係しているのではないかと思っています。


以下に、主な植物細胞水の表面張力の値を記しておきます。


植物細胞と100℃の水の表面張力

100℃の水 58.85 [dyn/cm]
ハマナス花弁 44~48 [dyn/cm]
ラベンダー花穂 44~48 [dyn/cm]
春ウコン根 53~55 [dyn/cm]
柚子果実  70~72 [dyn/cm]


100℃の熱水だと、そのまま飲んだり肌に付けたりできませんが、
植物細胞水なら無理なく身体に取り込むことができます。


温度が上がると、水分子の運動が活発になりますので、その結果、汚れが落ちやすくなります。

100度の蒸気では表面張力が
[58.80cm]ですのでこれなら洗剤がいりません。

この水は特殊な液晶構造を取っているためだと思います。


当初、この細胞水に含まれる香り成分 (アルコール類)が、
水の表張力に影響を与えているのでは?
と調べていきました。


しかし、この水は揺らすと表面張力が一時的に上がり、
しばらく置いておくと、また表面張力が下がりますので、
水の構造と表面張力との関係が一番大きいように思います。

そして、さまざまな植物の水を調べていくと、

花に含まれる水は表面張力が低く、果実に含まれる水は表面張力が
高いという傾向が分かってきました。



おそらく、花には 「細胞内」 の水が多く、果実には 「細胞外」 の水が多いことが、その理由だと思います。


これは絞って出てくる水と、絞って出てこない水の割合の違いではないでしょうか。

ミカンやレモンなどの果物の多くは、絞ると水分が出てくるものが多いですよね。

形を維持するには水が必要不可欠で、
その役割を水が担っているということです。


「水が形を保つ」歳をとるとだんだん水分が
抜けていく感じがしますが、
細胞内の水が満ちている =若々しいっていうイメージです。



私たちの身体の60~70%は水分で構成されていますので、
「美」 と 「健康」の維持には、
水の構造や特性が大きく関わっていると思います。

そのために、 質の良い水を取り入れることが大切になります。


私たちの身体には、植物が一度体内に取り込んだ
活性化した水やミネラルが適しているようです



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