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無情な世界

コロナになって
人と会えることがどんなに大切かを思い知った。

そしてある一方で、
あんなに泣いた日があっただろうかというくらい
価値観の違いで家族とも友達とも疎遠になり
孤独になった

そんな中でやっと出会えて
心を通じ合えた人とは、
結婚観の違いや男女の違いでまた別々の道を進むことになってしまった

結婚という重い2文字が人生を、
二人を分けてしまった

わたしは飛び込まなかった
勇気が出なかった
それでもやっぱりと
飛び込んだ時にはもう遅くて
彼はもう違う人を見ていた

時間は容赦なく進むだけだった

今はきれいにいえば、
互いの幸せを願う存在

もう私たちは過去の人
過去に仲の良かった人
過去に少しだけときめいた人

やっと出会えた貴重な人だったのに、
人の世は、なぜこんなに矛盾の繰り返しなのだろう
なぜこんなに無情なのだろう

わたしの中の何かが崩れてゆく
今は保っているのが精一杯

元気になったと思ってたけど、
なんでこんなに涙が出るんだろ

時間はもう戻らないし
これ以上負担にはなりたくない

「わたしの寂しさには応えられないし、
さみしい時にわたしのことを思い出すこともない」

なんてキッパリ言われちゃったら、
もう友達としても連絡することなんてできない

これはある意味、彼の優しさなんだろうか

変に期待をもたすよりも正直な気持ちなんだろう

でももっとオブラートで包む優しさが欲しかった
正直すぎて、ダイレクトすぎて、
彼の言葉は強すぎて
心が切り刻まれたようだった

なんて残酷な恋の終わりなんだろう
早く忘れたいのに
忘れようと思うほど
頭に心にこびりついている

でもきっとそれも時間が解決してくれるとしんじて

大丈夫だよ、わたし。


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