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脳Life 〜PTのための英文Review〜

若手セラピスト向け(初学者)に脳卒中や脊髄損傷などの中枢神経領域に関する英文、書籍から臨床的私見を加えてまとめたマガジンです。 内容は個人的見解も含みますので参考程度にご覧頂けれ…
月に3~4本程度の記事投稿を目標に運営しています。 図解による記事、投稿記事が蓄積することで価値を…
¥980 / 月
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#鍼灸師

Brown‐Séquard’s症候群の病態解釈

今回は、脊髄損傷の病型の1つ、ブラウンセカール症候群の病態理解について、【初学者向け】に…

脳卒中歩行の股関節伸展筋と外転筋群

前回記事で、脳卒中歩行の外転筋と膝関節周囲筋について、まとめました。 記事はこちらになり…

脳卒中歩行の外転筋と膝関節周囲筋

本日参考の文献はこちら↓ 今回は、大腿四頭筋と中臀筋の神経学的関係性をみた論文です! ど…

"なぜ"幼少期からインナーマッスルが重要なのか?

以前までは脳卒中患者を対象としたリハを中心にしていましたが、現在はいわゆる”発達障害”と…

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股関節内転運動で大腿四頭筋の神経興奮を誘発する?

脳卒中者における共同運動の解釈 臨床現場で、脳卒中治療をしていて”共同運動”に悩まされる…

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なぜ急性期の脳幹出血で呼吸障害が出現するのか? 〜呼吸中枢からの解釈〜

脳出血の1つである脳幹出血ではしばしば生命の危機に至るケースや重症化するケースが多い場合…

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脳卒中ガイドライン2021 2-1 運動障害

どうも! 理学療法士のyukiです。 脳卒中ガイドライン2021より、”運動障害”の項目についてまとめたnote記事になります。 この記事では、 1. ガイドラインで使用された論文を引用 2. 引用した論文を簡単に紹介 3. 論文の内容から重要だと思われる論文を引用して添付(小引き論文) 上記をまとめた内容になります。 目的としては、脳卒中の最前線の科学的な根拠を持って治療を行うことができること、ガイドラインがベースにありながら個々の特徴に合わせた治療を提供できる

歩行分析で最低限知っておきたい3つの衝撃吸収作用

臨床で、 立脚初期から重心が十分に乗らないことを経験した方は多いと思います。 脳卒中者の…

歩行分析のコツ! 【モーメントとは?】

動作分析をするときに、基本的に知っておくべきモーメントが2つ存在します。 今回は、この2…

装具剛性は歩行時のアキレス腱にどのような影響を与えるか?

今回参考にした論文はこちら↓ では、早速いきましょう! 短下肢装具(AFO)におけるPFRとは…

脳卒中歩行の膝の二関節筋

今日は、脳卒中者の歩行に着目した視点からこちら。 脳卒中者における二関節筋の活動が膝関節…

長期的目標のため継続するにはどうしたら良いか?~脳科学的視点から

「努力しなさい」 「継続しなさい」 最近、SNSも普及して上記のような言葉はよく聞かれるワ…

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脳卒中者に対するAFOの剛性に関する資料の紹介

理学療法士のyukiです。 本日の内容は、ご購読者とのやりとりを通して、 脳卒中者に対するAF…

TLAが歩行推進力に与える影響

どうも! 理学療法士のyukiです。 歩行推進力におけるTLAとは?脳卒中者の歩行推進力に影響する要因は下記のように考えられています。 一方で、近年、注目されていることの1つにTLAという考え方があります。 TLAとは、Trailing Limb Angleと呼ばれるもので、いわゆる歩行立脚後期の股関節伸展で作られる角度のことを言います。 この角度を図る基準として、 股関節垂直軸面に対して、大転子から第5中足骨頭でなされる線の角度を表しています。↓ 一方、脳卒中