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「病棟が変わって感じたこと」のハナシ。


昨日、3階から6階の病棟に引越してきました。

病棟内を案内してもらい、その時に看護師さんから

「3階と6階とだいぶ雰囲気が違いますよ〜」

と言われ「へー、そうなんだ」くらいしか思わず生返事をしていました。

ちなみに前にいた3階病棟は手術前後の患者さんがメインらしく

同じフロアには手術室があり、少し緊迫感みたいなものが漂っていました。

こちらの6階病棟は退院を控えている患者さんがメインで

日中から年配の方が廊下をリハビリで歩いていたり、ナースさんとお話している様子があちこちで見られました。

「なるほど雰囲気が違うってこういうことね」


そして昨夜の消灯時間


病棟内の電気が消える。

ナースステーションに鳴り響くナースコールの音。

止んだと思ったらまた鳴る。

少し離れた方向から

「うーー」とか「わーー」とか
年配女性とおぼしき方の叫び声がする。

認知症の方??

気になってしまい、なかなか寝つけない。

叫び声はしばらく続いていたが、少し落ち着いている間に寝落ちした。

3階病棟の時はどっちかっていうとシーンとしていたので
鳴り続けるナースコール・叫び声は、結構 衝撃的だった。


しばらくして、夜1時頃トイレに起きるためナースコールを押す。

また叫び声が聞こえた。


一晩中なの?!


看護師さんに聞いたら

「認知症の方で、電気が消えると寂しくなって泣いちゃうんです」と言っていた。


・・・・・・


患者さんも看護師さんもみんな大変だ。

なんだか医療現場の壮絶さ・リアルみたいなものを肌で感じた。

「甘ったれて生きてんじゃねぇよ!」

自分の頬にビンタされた気分だった。

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