土曜雑感 vol.156～本日のテーマは「大寒2024」です
今週は土曜雑感を書きます。
本日１月２０日は「大寒」。暦の上でも、この日から２月の節分までが１年中で最も寒い季節となります。私もそうですが、皆さんも体調管理には十分お気をつけください。
真冬の諏訪で話題となるのが諏訪湖の御神渡りです。全面結氷した諏訪湖に生じる亀裂が、諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとに通ったという「神様の恋路」として信仰されてきた現象です。
御神渡りの神事をつかさどる八剱神社（諏訪市）には、室町時代からの記録が残っており、単に吉凶を占うというだけではなく、近年では非常に貴重な気象データとして注目されています。
さて今年の諏訪湖の状況ですが、暖冬傾向もあって薄氷が張る程度にとどまっています。もちろん神社関係者が湖面に立って氷の状態を確認するまでには至っていません。
直近で御神渡りを拝観したのは２０１８年で、以降５年間は「明けの海」となっています。強烈な寒波の到来、強風が吹かない等の気象条件をクリアしなければ、なかなか全面結氷が続かないのです。
２年前の２０２２年は、かなり広範囲が結氷して御神渡りの期待も高まりました。残念ながら条件が整わず、出現までには至りませんでしたが、真冬の氷に閉ざされた諏訪湖の姿がしばらく見られました。
この頃は介護施設で働いており、早朝の出勤途中に諏訪湖畔に車を停めて、少しの間諏訪湖を眺めていました。大自然の神秘的な現象を見ながら「今日一日頑張ろう」という感じだったでしょうね（笑）
今年の真冬、果たして諏訪湖は全面結氷するのでしょうか？
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