ソフトテニスYouTuberが最近増えているなぁ 19.

僕はあゆタロウさんとまさとさんが好きだ(笑)。

あゆタロウさんはソフトテニスの面白さをエンタメとして発信してくださっているので、一人のソフトテニス愛好者として楽しんでみることができる。何よりあゆタロウさんはソフトテニスYouTuberのファーストペンギンであり、その道を拓いてきた第一人者であるので、すごく尊敬している。
まさとさんはいろいろな有名ソフトテニスプレーヤーや有名ソフトテニス指導者に出演してもらって、様々な考え方や練習方法を発信してくださっているので、すごく勉強になる。僕の同級生の先輩でもあるし(笑)。

YouTuberは「好きなことで生きていく」をスローガンに掲げている通り、仕事を楽しんでる感があっていいな~と思うけれども、その裏にはプライベートもオフィシャルもない世界があって、自分にはできないな...と思ってしまう。やっぱりYouTuberはすごいなあと思う。


その中で、コロナの影響もあり、2020年はソフトテニスYouTuberがすごく増えたなと感じる。実際増えた。

大学ソフトテニス界で活躍している有名選手や、有名指導者、また一般の方々も含め、様々なバックグラウンドを持つたくさんの人たちが動画を出していて、視聴者としては面白いし嬉しいな~と思っている。

ソフトテニス界の動きが非常に活発になる中で、僕はこんなことを思った。

「YouTuberたちは、皆さんどんなことを考えて毎日動画を出し続けているのだろうか?」と。

まず、僕自身が考えていること。

僕も指導者をやっているので、ある意味YouTuberと同じように発信者としての一面を持っていると思っている。それを限られたコミュニティでやる(現場の指導者)か全世界につながるインターネット空間でやる(YouTuber)かの違い。

この二つの大きな違いは、自分が発信したものに対する受け取り手の「数」と「距離」だと考える。

受け取り手の「数」に関しては、圧倒的にYouTuberの方が多い。しかも再生回数が増えれば広告費もついて収入も得られる。それを生業にして生活しているのがYouTuberである。対して部活の顧問先生やコーチなどの現場の指導者は、一度に教えられる子の数が非常に限られる。教えることだけなら1面でそれなりに多くの人数を教えられるが、本当に細かく指導しようとするとせいぜい20人くらいが僕は限界かなぁ。

「距離」は現場の指導者の方が教える相手と近い。そして個人的には、この「現場感」が好きだ。生徒一人一人と向き合わざるを得ない。指導に関して悩むことも考えることも傷つくことも傷つけることもある。でも、最後までついてきてくれた子が僕らにくれる感動とかって、現場の指導者だからこそ感じられることだと思う。

教える相手が目の前にいるかいないかの違いって結構大きいのでは?一方的に教えるのは簡単だけど、相手に教えたことをできるようにさせるのは本当に難しい。

それが僕が考える両者の違いかな。僕は現場の方が圧倒的に楽しいし得られるものがめちゃめちゃ多いと思うが、YouTuber達も同じように現場とは違う楽しさとか喜びとかを感じているのかなあ。いつか話を聞いてみたい。

どっちがいいとか悪いとかではない。多様性を大事にしていろんな生き方を選択できる今の時代はソフトテニスにかかわるものとして素晴らしい環境だなと感じる。


ふと、頭をよぎることがある。僕が今の収入と福利厚生と自由時間を保ったままYouTuberになるには、一体どれくらいの再生回数や登録者数が必要なのだろうか。知っている人がいたら今度聞きたいなあ。そしてもしYouTuberになったらその生活は今後10年続けれられるのかなあ。興味深い。

今の世の中の流れは、先のことなど考えず今目の前のことに全力を注げ的な雰囲気があるような気がする。確かにそこまでしないと本当の成功者にはなれないんだろうなあと思いつつ、自分にとっては今の生活を10年続けることも十分すごいことだろうなあと思って毎日全力で生きている。

今の僕は、ソフトテニスコーチとしてたくさんの子を育てたいと思うし、一端の研究者にもなりたいし、英語も自由に扱えるようになりたい。僕の人生には何本か柱を立てているイメージがあるが、この先10年その柱を太くすることを続けていければ、すごく満足した人生が送れるような気がする。

話が少しずれてしまった。

あと10年後のYouTube界はどうなっているだろうか。もしかしたら情報発信のプラットフォーム自体が変わっている可能性だってあるし、もっと専業YouTuberとして生活できる人が増えているかもしれない。自分がYouTuberになっている可能性だって...いや無いかな(笑)。

そんなことを考えながら、今自分がしたいこととかすべきことなんかを考えている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?